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今週のアニメ業界関連ニュースまとめ 2023/1/31 #78

クリエイティブよりも、ビジネス関連強めのアニメニュース・記事をキュレーションしています。
今週はアニソン系のニュースや考察が目につきました。『ぼっち・ざ・ろっく!』の人気もあり、「アニメと音楽」というテーマに光が当たるタイミングなのかもしれません。

破壊されたアニソン生態系と、アニソン業界の現在地を書き記す

2022年のアニソンが様々な場所で話題となったのは記憶に新しいことだろう。

「アニソン歌手」はなかなか苦しい状況ですね。とはいえ、アニソンでも女性シンガーはまだまだかなりの人気なので、しばらくは大きな変化はなさそうな気がします。

LiSAもアジアでかなり聴かれていますし。

以前noteでまとめた記事です。

【海外人気の日本人アーティスト】Spotifyで調べてみた

海外でも、LiSA はONE OK ROCKや宇多田ヒカルといったアーティストと比べても、互角どころか上回っているところもあります。

オーイシマサヨシ 男性アニソンシンガーの切実な悩みを明かす

アニソンシンガーのオーイシマサヨシさんが5日放送の『踊る!さんま御殿!!』にゲスト出演。有名アーティストたちの台頭で、アニソンシンガーが危機に立たされている切実な思いを明かしました。

アニソンを取り上げた番組が放送されました。確かに「男性アニソンシンガー」が苦しい立場に立たされているのは納得です。女性シンガーはたくさんいますが、パッと思いつく男性シンガーはなかなかいませんし。

TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』と結束バンドが鳴らす「下北沢のあの時代」

まさかの傑作アルバムが届いてしまった。
ジャケットの絵柄からいわゆる"アニソン"かと思いきや、アニメの関連作品でありつつ、いわゆる00年代以降の“邦ロック”カルチャーの魅力をぎゅっと凝縮したような1枚になっている。

こちらはいわゆる「アニソン」とは違う立ち位置ですね。音楽評論家・柴那典さんによる考察。『ROCKIN’ON JAPAN』の編集者だった柴さんの懐古的な下北ロックのことも綴られています。

“漫画とアニメの聖地”でコミック3000冊に囲まれて 池袋のホテルが宿泊プラン

コミックなどのシェアリング事業を展開する「春うららかな書房」(東京都中央区)は、法人・店舗向けコミックレンタルサービス「スマートコミック」を池袋の「サンシャインシティプリンスホテル」に導入したと発表した。

「1日1組限定」というのがプレミアム感あって良いですね。料金も「1室1人利用時で1万1000円から」とのことで、手頃です。コミックに囲まれていると、地震があったときに怖い思いをしそうですが。

テレ東 NARUTO×BORUTO VRアトラクション発表 石川社長「最強アニメを使った事業を」

テレビ東京は26日、東京・六本木の同局でアニメ新規事業「メタバースアトラクション NARUTO×BORUTO VR」の記者会見を行い、石川一郎社長、平岡利介アニメ・ビジネス本部長、司会に藤井由衣アナが出席した。

社長自ら記者会見とは、かなり気合いが入っていますね。放送外収入について、第二弾、第三弾の新規事業発表も期待しています。

アニメ講座があるだけで受験者数が増える時代。でも日本アニメーション学会会長が「楽しみたいだけなら研究しないほうがいい」と口酸っぱく言っているワケ

テーマパークやカジノ、大麻など、不思議に思うようなテーマを扱う授業が世界にはたくさんある。各国の科学関連のニュースに触れているサイエンスライター・五十嵐杏南さんによれば、この日本で20年少し前まではほとんど学術的に価値が見出されていなかったアニメや漫画も、今や大学で盛んに教えられるようになりつつあるとのこと。

学問も就職も一緒ですね。ただ楽しむのだったら、ファンの立場の方が気楽だしベターだと思います。とはいえ、こちらも真理→「研究したらしただけ、見えなかった魅力もわかってくるので、そこのバランスですよね」。

プリキュアの「女の子だって暴れたい!」が独り歩きしていないか問題

ついにプリキュアシリーズが20周年を迎えます。
さて、そんなプリキュアを象徴する言葉に「女の子だって暴れたい!」があります。とても良い言葉です。

面白い考察でした。プリキュアの2つ目のコンセプトである「女の子だって暴れたい」が独り歩きしている懸念があるとのこと。時代と共に付加価値をまとって、今は強いテーマになっていますよね。企画の先進性が元々内包されていたのでしょう。

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