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コンテンツビジネスの考察

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アニメやコンテンツのビジネス面について考察とキュレーションをしています。
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記事一覧

アニメビジネスの課題を解決!支援サービス展開中

弊社のサービスである「アニメビジネス コンサルティング」につきまして、サービス紹介ページ…

日経平均株価とテレビアニメタイトル数の比較 ~景気とアニメ制作本数は連動している…

2024年2月22日、日経平均株価が史上最高値の3万8915円を更新し、更に一ヶ月後には4万円台に乗…

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コテンラジオ 『アンパンマン』の「やなせかたし編」シリーズまとめ

「歴史を面白く学ぶコテンラジオ」(通称:コテンラジオ)はApple Podcast総合ランキング1位を…

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アニメ産業の現在地が分かる『アニメ産業レポート2023』刊行!

アニメ産業の白書である「アニメ産業レポート2023」が刊行されました。 「アニメ産業レポート…

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アニメ業界におけるアニメーター不足の考察

先月、日経新聞の取材を受け、少しだけですが僕のコメントも紙面とWEB版に掲載されました。 …

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『エンタメビジネス全史』現在の視点から、エンタメビジネスを俯瞰で語る

『エンタメビジネス全史 「IP先進国ニッポン」の誕生と構造』と大上段に構えたタイトルに賛否…

世界市場における日本のアニメシェアは4%? 定義のチェックは必要

少し前になりますが、角川アスキー総合研究所の遠藤さんが書かれていた記事で興味深い指摘がありました。 「日本のアニメは世界の60%のシェアである」という説に対して、Wikipediaから市場を推計したところ、4%程度という数字になったとのこと。 ■定義市場議論の前提としては、アニメの定義の問題があるかと思います。 ①アニメの「種類」 アニメは、日本がメインとする2D手描きアニメとするのか? あるいは、3DCGアニメやストップモーションアニメも入れるのか? 3DCGアニメ

アニソンも「デジタル」と「グローバル」の波に乗ったところが勝利する

ちょっと前に、話題になった現在のアニソンを考察したブログがあります。 ブログ主は、破壊さ…

『城郭合体オシロボッツ』お城EXPO2022に参城!

「全国のお城よ、立ち上がれ! いざ、参城!」 MIXI_ANIMEオリジナルコンテンツ第1弾となる…

『チェンソーマン』製作費100%出資の考察

アニメ『鬼滅の刃』の制作著作を示すコピーライトは、以下でした。 (C)吾峠呼世晴/集英社・…

アニメ『5億年ボタン』放送記念!8/17(水)トークイベント開催決定!

現在、テレビアニメ『5億年ボタン【公式】~菅原そうたのショートショート~』が各局&各配信…

テレビアニメ主要深夜放送枠のまとめ

昔から定期的に、深夜帯にテレビアニメの「放送枠」が作られます。 配信時代になり、意味合い…

TVアニメ『うる星やつら』の企画の狙いはフューチャーファンク?

小学館創業100周年記念ということで、2022年に『うる星やつら』の新作アニメが放送されます。…

アジアのアニメは日本市場を制するのか?~テレビアニメにおける中国や韓国アニメの存在感~

例に挙げるまでもなく、昨今ネットのニュースでは「日本スゴい」。あるいはその逆の「日本ヒドい」といった見出し(や記事)だとPVが稼げると言われています。 古今東西、ナショナリズムは燃えやすいですし。 アニメの世界でも、 ──中国のアニメが日本のアニメ市場を奪ってしまう。 ──家電業界のように、日本のアニメは隅に追いやられる。 ──薄給である、日本のアニメのクリエイターが、軒並み中国企業で働くようになる。 ……といったものを定期的にネットで見かけたりします。 本当でしょうか