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マーケット感覚の虎の穴。No.6

こんにちはアナリストのアナダです。
今回は「理学療法士・作業療法士の余るか問題」について公開データを根拠に切りこんでみましょう。

実は昔から言われていた。

最近の療法士では一般的ではないのですが(言うてもぼく20代だし、まだ8年目とかだから若手ですよね、、、仲間だよね?)、厚労省の医療従事者における受給検討会で理学療法士・作業療法士の検討部門が立ち上がったのは2016年、そしてさらに遡ること16年!西暦2000年には以下の文章が提言されます。

引用)厚労省:理学療法士・作業療法士需給分化会:2016年4月22日
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000122676.pdf

(一枚目)

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あて先は厚生大臣(旧称か)で、あてたメンバーは日本のリハビリテーション医療をけん引したそうそうたるリハ医、そして作業療法士達です。理学療法士はここに一名しか居ないのか...?なんだが不思議に見える。たまたまだろうか。
 そして、ここにある情報から平成3年から平成11年で需給計画は終了したという文字、元データが手に入らなかったがこの内容を読み取ると「なんらかの予定は達成した」から辞めていたと捉えられないこともない?その後に12年から状況が変わったので再開したとする。


(二枚目)

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急激に予想より増えた様子。養成校が増えた影響か?もしかすると小泉政権の要件緩和とリンクするのかもしれない。

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そう、お父様ですね。


(三枚目)

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これで驚くのは、老人保健施設は当然少ないが、今より相当に福祉の勤務状況が多く見えるが、、、この時の福祉の定義が何かにもよるが、近年のPTとOTの急増の就職先は医療分野である。とも言えそう。


(四枚目)

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これの注目点は何といっても、養成校の定員の少なさ。300名とか??今一万名時代ですよ…もう今とは競争率が違いすぎるでしょうね。選りすぐりの精鋭が養成校には入れたような数字。


(五枚目)

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ここからが本題ですね。ざっくりいうと需要はおおむね満たしていましたが、活躍の幅が広がったので、計算をし直します!ということです。これは良いこと。ただ、この想定においては4万とか3万の話ですね。あくまでも。※今はPTだけでも16万とかそんな数です。1万人は1年で増えるし、今の平均年齢は30代程度と定年もまだまだなので抜ける人も少ないです。


(六枚目)

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ラストです。ついに恐れていたワードである需要が供給を上回っているがでました。
平成16+2~3年で大変なことになるとのことです。これだけ見たら絶望ですね。

さて、X年から早10数年、、、結果はどうでしょう。まだ何とか持ってますね。この理由は、職域の拡大や供給が需要を作る状況で説明できます。過度に不安をあおる情報を発信する方も多いですが、現実はある程度は何とかなります。

ただ、やばい状況であるのは超・事実です、、、この時代の変化を捉えて流れに乗るコミュニティにしていきたいですね。

来週は引き続き同理学療法士・作業療法士受給分化会の会議の文字起こしの応対から今後を考察します。

それじゃー来週ね!

執筆:アナダシュウゴ@syu5o

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