プロのさといも栽培 part-1「天地返し」
2021シーズンの、さといも栽培がいよいよはじまります。
最初に行うのが「天地返し」です。2021は、2月11日に行いました。
「天地返し」とは、畑の土を深く掘り返すことです。通常は、トラクターなどで畑を耕しますが、耕せる深さは地表面から20〜30cm程度です。ですから、それよりも深い地面は、年月と共に硬くなり、水捌けも悪くなります。
これを解消するのが「天地返し」です。トラクターにプラソイラという、マンモスの牙のような道具を取り付けて、地表面から80〜100cm位の深さまで一気に耕します。深いところの土(赤土:関東ローム層)が表面に上がってくるため「天地返し」と呼ばれます。
天地返しをすることによって、畑の土はフレッシュな状態に生まれ変わり、水捌けも格段によくなります。
里芋は「連作障害」が発生する作物ですので、これを解消(緩和)するためにも「天地返し」は重要です。
「連作障害」は、・・・(ここからは有料の記事です)
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