【保育園】５歳まで！子どもの愛着形成に必要な「〇〇」スキル
働くママの心理コンサルタント 春木めぐみです。
復帰したての慣れない仕事、保育園独特のルーティーン、子どものイヤイヤ期、夫の頼りなさ…。
５歳までは、子育てのなかで最も時間に追われる時期であり、夫の家事育児スキルも発展途上で、ママの負担が大きい時期。
「早く！」「急いで！」と、子どもを追い立てるママも多いですよね。
そのため、「私の子育てこれでいいのかな…」「愛情は伝わってるのかな…」と不安になるかもしれません。
私もそのひとりでした。
でも、大丈夫！
たとえ子どもと過ごす時間が少なくても、子どもの心に愛を届けて安心感を育む方法があります。
今日は、5歳までの大切な子育て期間における「愛着形成」の意味と、愛を届ける簡単な方法をお話しさせてくださいね。
◆愛着形成ってどんなこと？
愛着形成とは、子どもがパパやママ、身近な大人との間に「ここにいるよ」「安心していいよ」と感じられる信頼関係を築くプロセスです。
♡心の安全基地を作る
子どもが自分の気持ちを素直に表現できる場所があると、「ママはいつも見守ってくれている」と実感でき、心がふんわり温かくなります。
♡自己肯定感を育む
「私は大切な存在」と感じられると、子どもは自信を持って成長できます。
♡情緒の安定につながる
愛着がしっかりしていると、不安やストレスがあっても、子どもは安心してその感情と向き合うことができます。
特に、5歳までの時期は、子どもの心と脳が大きく育つ大切な時期。少しの心の触れ合いが、未来の笑顔に大きくつながります。
◆ 愛着形成の魔法は「聴く」
子どもの心に寄り添うためのシンプルだけどとても大事な方法、それが「聴く」ことです。
♡子どもの声にそっと耳を傾ける
２分程度の短い会話の中でも、「何があったの？」と優しく問いかけるだけで、子どもは「ママは私の気持ちを大切にしてくれてる」と感じます。
♡表情と声の温かさで伝える安心感
帰宅後や食事中にふと目を合わせ、にっこりと微笑む。その一瞬が、子どもの心に大きな安心をもたらします。
♡無理に答えを出さず、ただ「聴く」
子どもは、自分の気持ちをすぐに言葉にできなくても大丈夫。大事なのは、ママがそのままの気持ちを受け止め、「大丈夫だよ」と優しく寄り添ってあげることです。
◆ 忙しいママでもできる「聴く」ヒント
たった２分でも、心をこめて子どもと向き合えば、その効果は絶大です。
♡帰宅後のゆったり２分聴くタイム
お仕事から帰ったら、スマホやテレビをそっとおいて、子どもをハグして静かに過ごす時間を作りましょう。今日あったことを聞くだけでも、子どもは「ママが私の話を聴いてくれている」と感じます。
♡食事中のヨイだしトーク
食卓では、子どもの「今日の楽しかったこと」や「ちょっとした気持ち」を優しく聞いてあげるだけで、心がほっこりと温まります。
♡おやすみ前の「教えて♪」タイム
寝る前に、「今日の楽しかったこと教えて♪」と、子どもの夢について話を聞く時間を持つと、子どもはママの温かな声に包まれて、安心して眠りにつけます。
◆ 愛着形成は未来への大切な贈り物
ママが子どもの声にしっかりと耳を傾けるその瞬間は、子どもが自信と安心を持って大きく育つための大切な土台となります。
♡困難にたちむかえる力が育つ
安心できる経験が多いと、難しい時に人に頼ったり、嫌なことを嫌と言えたり、新しいことにチャレンジしたり、自分の心を守ることができるようになります。
♡自己肯定感が育つ
「ママは私を信じてくれている」と感じられると、子どもは自分の価値に気づき、明るく前向きに歩んでいけます。
♡人とつながる力が育つ
小さな頃から「聴いてもらえる」「受け入れてもらえる」経験が、やがては友達や大人との信頼関係を作り出す大切な力となります。
◆ ママが「聴く」スキルを身につけるには？
鉄棒や自転車と同じく「聴く」もスキルの一つ。はじめは失敗しながら、だんだん上達して、身に着くと考えなくてもできるようになっていきます。
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