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【告知】第三十一回文学フリマ東京!

こんばんは。文学フリマ東京の開催までもう少しですね。11月22日(日)12:00〜17:00、場所は東京流通センター第一展示場です。

このような時節柄ですので、細心の注意を払って万全の準備をして臨みたいと思います。お会いできる方がいらしたら、とても嬉しいです。笹塚は【サ-09】こことのことという名義で参加します。

出品予定作品

小説 コトノハ

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東京の西の街にある喫茶「コトノハ」。ここには人生に少し疲れてしまった人たちが、安らぎを求めて集う場所。
ある日、コトノハに「魔女」を自称する女性が現れたことから、それまでの日常が徐々に変化しはじめる。
一方、数年ぶりに精神科病院からの退院が叶った透。しかし彼の目の前には、諦観と絶望しか転がっていなかった。そんな彼のもとに、どこか生意気な三毛猫がひょっこりやってきて……。それぞれがそれぞれの「一歩」を踏み出す物語。

※noteの連載作品に加筆修正したものです。が、加筆したら不思議な矛盾が生まれてしまいました(滝汗)。そこを込みで楽しんでもらえたら嬉しいです。

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歌集 流るるる

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短歌に対して自分なりに真剣に向き合った詠み下ろし99首を収録。
私の歌がもしも誰かのこころを揺らすようなことがあれば、それは(私にとって)ちょっとした事件です。共犯者になってくれませんか。

こちら、上田聡子(ほしちか)ちゃんにレビューしてもらいました!

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小説 しあわせのかたち

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解離性同一性障害(多重人格)の青年、裕明はパートナーの美奈子と暮らしている。ある日、二人の住む街で少女が連続して惨殺される事件が起きた。
その事件にどうも、裕明の別人格が関与しているらしくて――

こちらの表紙は石川葉さんにデザインしていただきました!

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小説 光の花束

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精神科医の森下芳之は、ある日の夜勤明けに若き男性患者・篠崎隼人と出会う。隼人の口から繰り返し漏れる「ランパトカナル」という謎の言葉。その意味がほどかれて「彼ら」の過去が暴かれるとき、二人の間に不可思議な絆が生まれる。それを、いったい誰に咎めることができるだろう。

こちらの作品も表紙デザインを石川葉さんにしていただきました!

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小説 星見ヶ丘

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新米臨床心理士の山岡佳恵は、初恋の人と意外な場所で再会する。彼は入院患者として、精神科病院に身を潜めていた。星になった「あの子」のことを記憶の奥に閉じ込めてでしか、彼は呼吸ができずにいる。
二度と戻らない青春の日々。決して巻き戻らないからこそ、どこまでも愛しい時間。突然の佳恵との再会で訪れる、過日の痛みの残滓とは。

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詩集 絶対的生存肯定学

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書下ろし作品をふんだんに詰め込んだ詩集です。「1ページに一編の詩」という基本スタイルで「生きる」を肯定するための言葉を探しました。 無条件の絶対的生存の肯定に、難易度など存在しない。言葉は本能を決して超えないけれど、哲学は時として本能を制する、かもしれない。そんな一冊です。

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詩集 溢れる

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痛々しいほどに、痛い。痛くあることをもう、恐れない。
書下ろし作品をふんだんに詰め込んだ詩集。「1ページに一編の詩」という基本スタイルでたくさん想いを込めました。いろいろがたくさんあふれてきて、いっぱい苦しかったからこそ生まれた一冊です。「痛々しいこと」を恐れていた頃の自分に伝えたい言葉を、届けにきました。

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ラインナップは以上です。開催までもう少しですが依然として慎重を要する状況なので、私も気を引き締めていきたいと思います。

ここのところプライベートがざわついておりまして(ご高察いただければ幸いです)、かなり気持ち的に参っていたのですが、やっとPCからnoteを書ける余裕ができました。あらためて、スキやメッセージで励ましてくださった方々に心から感謝申し上げます。

それでは、11月22日を支えに今週も頑張ります! あれ、明日って何曜日だっけ?

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笹塚 心琴
よくぞここまで辿りついてくれた。嬉しいです。

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