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グッと絞り込んだターゲット設定が、結果的に多くの人を惹きつける
ビスネスにおいて‟ターゲット設定”はすごく重要なポイントですが、実際には多くの人がここを明確に出来ていないんですね。
よくありがちな設定としては「子育て世帯」「学生」「主婦」「健康になりたい人」と、このような感じでしょうか。
これも決して間違ってはいないんですが、あまりにも漠然とし過ぎていて、明確に絞り込めていないんですね。
実例をあげると、女性に人気の雑貨屋さん”Francfranc”はブランド設立当時は「都会に住む25歳独身女性」をターゲットに設定していました。
そうしたブランド戦略が功を奏し、認知度が一気に広がり、女性人気のあるオシャレな雑貨屋さんとして確立されました。
現在は当初のファンも結婚し家庭を持ってることから「30代~40代で世帯年収800万~1000万ぐらいのミドル層」をターゲット設定にしているようです。
どうでしょうか?
かなり具体的に絞り込んでいますよね。
と、こういう話しをすると「今来てくださってるお客さん達が来なくなるんじゃ…」とか「それだとあまりにも狭すぎて売り上げが立たないんじゃないか…」と心配されることがあるのですが、実はそれ逆なんです。
実例であげたFrancfrancのケースで言えば、都会に住む25歳独身女性という絞り込んだターゲット設定にしていたからこそ、都会的でおしゃれで女子力高そうな雑貨が揃っているというブランド構築につながり、結果的にそれが多くの女性たち(年齢、地域問わず)を惹きつけることに成功したんです。
それが当初から「20代~50代までの日本に住む女性」というターゲット設定だったなら、どうなっていたでしょうか?
きっとどこにでもある雑貨屋さんと変わりなく、ここまで女性人気を集める全国的なブランドにはなっていなかったはずです。
つまりターゲット設定をより絞り込んで明確にするからこそ、そのビジネスのカラーや特色が際立ち、そこに惹きつけられ、同業他社との差別化も図れて、結果的に多くの人から求められ支持されるものに育っていくんですね。
とは言え、やっぱり絞り込むのに踏み切れないという方もいらっしゃるでしょう。
そこで、あなたが直近でかなりの思い入れや熱量を持って買ったモノを思い出してみてください。
ネットやyoutubeなんかで下調べをして「これが欲しい!」と思って買ったものです。
それは、そのメーカーやブランドでなくてもどこでもあるようなものですか?
きっと違いますよね。
他のメーカーのものとは一線を画した、あなたの心をときめかせる何かがあったはずです。
それこそがブランド戦略であり、そのブランド戦略にはより具体的に明確に絞り込まれたターゲット設定が必ずあります。
その買い物であなたがときめいたように、あなたもターゲット設定をしっかりと絞り込んでブランド構築していくことで、お客様をときめかせることができるようになります。
あなたのビジネスの強みはなんでしょうか?
その強みを最大限活かせれるターゲット層は、どういった人でしょうか?
今こそ、しっかりと絞り込んだターゲット設定であなたのビジネスの魅力を最大限に引き出してください。
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