批判をstopしてみると、自分に力が戻ってくる。
「なんであの人は、あんなことするんだろう」
「人間として信じられない」
「どっか、おかしいんじゃない?」
「間違ってる!」
「許せない!」
相手に対して、批判の刃がむくことがあります。
そんなとき、たいてい
「悪いのは相手、自分は正しい」と思っていますよね。
ちょっと上から目線になったりすることもあれば、
怒りの感情が伴っていることもあるでしょう。
相手に、壁もつくっているし、わかりあうことも、難しい。
そんなとき、一旦、批判の刃をおろしてみるといいかもしれません。
相手と仲良くするためでも
うまくやろうとするためでも
争わなくするためでもありません。
自分の気持ちに向き合うためです。
自分にこんなことを聞いてあげてみましょうか。
■自分だったら、絶対にそんなことをしないのはなぜだろう。
■相手が、それをするというのは、自分にとってどういうことになっているんだろう。
■相手に、それをされると、自分はどうなってしまうんだろう。
---
挨拶をしても、口をきいてくれない人がいました。
毎日のように話しかけても、そのままスルー。
「なんで無視するの!信じられない」
私の中で、相手への批判の刃があがりました。
どうして無視されるのに話しかけるの?
無視されて、本当はどう感じたの。
...本当は、話をしたい、
わかりあいたかったのにできなくて、悲しかったのだと。
「話をしたい」「わかりあいたい」
私が相手へ伝えたかったのは、これでした。
伝えられなかったから、悲しかった。
伝えられなかったから、批判してた。
批判していたときは、私は相手の「犠牲者」になっていたけれど
自分が望んでいたこと、
自分の悲しみに触れたら、スッキリして、
水平な目線で、見ていられる感じがします。
そしたら、少し見えてきました。
相手には、相手の事情があるんだろうな、と。
いまは、相手にとってタイミングじゃないんだろうなと。
何か事情があるのなら、いつか尋ねよう、と。
そして思いました。
私は、「話をしたい」「わかりあいたい」という
自分の気持ちを大切にしようと。
自分ののぞみに繋がれると、こんな風に自分の在り方を選べます。
----
批判をしているときは
たいてい自分の気持ちをわかっていません。
批判の思いが出てくるとき、
わたしたちが真に望んでいることは
「相手を批判してやりこめること」ではありません。
わたしたちがが望んでいるのは、「自分を幸せにすること」ですよね。
相手を批判したくなるときほど、
自分のなかに、なにかキャッチできない声がある、と
覚えておくといいかもしれません。
今日の一言
相手への批判は、傷ついた自分の「フタ」。
今日も読んでくださってありがとうございます。
自分にやさしくお過ごしください。