火のエネルギーで熱くなった話
お早うございます。
今日は何てことのない、週末ご飯のエピソードを書きます。
結構な準備が必要な本格的な鉄板(網)焼きBBQというスタイルは、人数が集まるときだけ。
週末ご飯は、バルコニーにそっと置いてある小さな七輪を下に移動させ、冷蔵庫にある材料を軽く焼いたり炙ったりしながらシークワーサーハイボールを呑むという、簡単スタイルが多いです。
この日は夫婦2人だけだったので、余計にのんびりまったり。
ホッケが焼き上がるのをゆっくり待つ時間でさえも、香ばしい匂いでお酒が進む幸せなひととき。
何も複雑な調理が要らないのに、お野菜なども軽く焼くだけで素材の味が凝縮され、天日塩をパラリと振りかけてそれだけでご馳走が完成する美味しい炭火焼。
ホッケはお焦げが少しほろ苦香ばしく、中はふっくら、お箸が止まらなくなるほどたまらない美味しさです。
この日はたまたま息子が出掛けていて不在だったため、夫婦2人だけの炭火焼き時間でした。
2人だけでこんなにゆっくりすることはあまり無かったので、息子がいつの日か巣立つと、こんな感じのゆる〜い2人暮らしが始まるのかな?と、食材が焼き上るまで夫婦で笑い合いながらそんな会話が交わされました。
息子がその場にいないことを良いことにどんどん息子の話題で盛り上がり、思い思いに息子が巣立つ日を妄想していたのですが、巣立つということがやけにリアリティを帯びてきて、何だか急に寂しくなり、涙がポトリと落ちました。
え・・・待って。 それってあと数年後には本当にそのときが訪れるってことよね。
果たして私はその日を平常心で迎えられるのか・・・今は全く自信が無いけれど。
すると夫が、毎月子どもたちに内地に会いに行けば良いよ、大丈夫だよ。
と言ってくれました。
ちょっと安心した私。
夫婦2人の炭火焼きは、火のエネルギーのおかげでお互い心があったかくなり、本音で話せる優しい時間です。
息子がいない家はきっと寂しくて、すぐに慣れるかは分かりませんが、夫とこんな風に七輪を囲みパチパチ燃える木炭の炎を眺めながら、今後の夫婦や自分たちの生き方を、魂に問いかける時間が増えるのかなと思いました。
暑い夏に、火のエネルギーがさらに相まって、魂が熱くなり心が躍動する素敵な時間。
だから七輪焼きの時間は、これからも私たちの日常として続いていくのだと思います。
心と食
今日はここまで♪
心で感じたことなどを
書きたいことを気ままに綴っていくnoteです。
また次回も遊びに来てくれたら嬉しいです💓
お読みいただきありがとうございました!
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