Q7. 多少無理しても、やりたい仕事につくべきですか?
松本裕文(NPO法人釜ヶ崎支援機構 事務局長)
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ココルームは問い、問われる Q&A 16
「働くこと」「生きること」「表現すること」の悩み
『釜ヶ崎で表現の場をつくる喫茶店、ココルーム』(フィルムアート社)
https://cocoroom.base.ec/items/7575462
2003年から17年間、釜ヶ崎で出会いと表現の場を開いてきたココルームには、なぜか毎日のように悩み事や困り事が持ち込まれます。「働くこと」「生きること」「表現すること」からくる多くの悩みや問いです。仕事に悩む若者、家出人、アルコール依存や精神疾患を抱える人、難民など、さまざまな困難を抱えた人が来るため、持ち込まれる問いも幅広い。お金がない、仕事はないか、住む部屋はないか、家出人を探して、といった具体的なことから、働き方について、社会は変えられるのかといった疑問、孤独や生きづらさを持ちながら現実を生きのびるための方法論、自分も活動を始めたいが、どうすればいいかという相談まで、人生をまるっと問われる。
その問いを、ココルームに関わる人たちに投げてみた。そのやりとりを本にしました。
この問いと答えは、きっと、もしかしたら、危機的な状況を生きのびる知恵と技とも言えるかもしれません。いま、あらためて多くの人に届けたい。その思いを伝えると、執筆者のみなさんが朗読に協力してくれました。勇気をもって迎える朝に、家で過ごす長い時間に、そしてあしたがくる前に、彼ら・彼女たちのこえとことばに耳を傾けてみてください。
西川勝、坂上香、岸井大輔、猪瀬浩平、倉田めば、松本裕文、アサダワタル、 山田創平、劔樹人、岩橋由莉、鈴木一郎太、甲斐賢治、横山千秋、上田假奈代のこえとことばをお届けします。
7つ目の問いに答えるのは、釜ヶ崎地区で生活困窮者支援を行うNPO法人釜ヶ崎支援機構で事務局長をつとめる松本裕文さん。若者の就労支援をしていた経験から、どんな答えが出てくるのでしょうか。
Q7 多少無理しても、やりたい仕事につくべきですか?
A7 松本裕文(NPO法人釜ヶ崎支援機構 事務局長)
松本裕文(まつもと ひろふみ)
富山県出身。2008年よりNPO法人釜ヶ崎支援機構の若者住所不定就労者支援に携わる。2013年6月より現職。趣味はぬか漬けづくりとガンダム・トーク。
松本さんの答え、その他の問い、上田假奈代がココルームをはじめるまでの半生、詩人の谷川俊太郎さん、哲学者の鷲田清一さん、美術家の森村泰昌さんと上田との対談3本など、読み応えのある書籍『釜ヶ崎で表現の場をつくる喫茶店、ココルーム』(フィルムアート社)は、こちらでお楽しみいただけます。また、書籍の購入がココルームへの支援になります。ぜひ手にとって読んでみてください。
https://cocoroom.base.ec/items/7575462
ココルームは、今ピンチに直面しています。カフェ業と宿泊業の売上が活動の基盤を支えていましたが、新型コロナウイルスの影響で95%の減収です。今日と未来のために新しいであい方をさがしたい、仕事や住まいを失うなど、困った方と力をあわせたい、生きのびる知恵と技をこの街から発信したい。こうした思いから、現在ココルームはクラウドファンディングを実施中です。であいと表現の場を開きつづけていくために、みなさんのご協力をどうぞよろしくお願いします。
https://motion-gallery.net/projects/cocoroom2020
ココルームではみなさんからのご支援をさまざまなかたちで募っています。ふところに余裕のある方は、ご寄付いただけるとうれしいです。
https://cocoroom.org/%E5%AF%84%E4%BB%98%E3%81%A8%E4%BC%9A%E5%93%A1%E5%8B%9F%E9%9B%86/
また、こちらの音声配信へのサポートもお待ちしています。
「働くこと」「生きること」「表現すること」の悩み
『釜ヶ崎で表現の場をつくる喫茶店、ココルーム』(フィルムアート社)
https://cocoroom.base.ec/items/7575462
2003年から17年間、釜ヶ崎で出会いと表現の場を開いてきたココルームには、なぜか毎日のように悩み事や困り事が持ち込まれます。「働くこと」「生きること」「表現すること」からくる多くの悩みや問いです。仕事に悩む若者、家出人、アルコール依存や精神疾患を抱える人、難民など、さまざまな困難を抱えた人が来るため、持ち込まれる問いも幅広い。お金がない、仕事はないか、住む部屋はないか、家出人を探して、といった具体的なことから、働き方について、社会は変えられるのかといった疑問、孤独や生きづらさを持ちながら現実を生きのびるための方法論、自分も活動を始めたいが、どうすればいいかという相談まで、人生をまるっと問われる。
その問いを、ココルームに関わる人たちに投げてみた。そのやりとりを本にしました。
この問いと答えは、きっと、もしかしたら、危機的な状況を生きのびる知恵と技とも言えるかもしれません。いま、あらためて多くの人に届けたい。その思いを伝えると、執筆者のみなさんが朗読に協力してくれました。勇気をもって迎える朝に、家で過ごす長い時間に、そしてあしたがくる前に、彼ら・彼女たちのこえとことばに耳を傾けてみてください。
西川勝、坂上香、岸井大輔、猪瀬浩平、倉田めば、松本裕文、アサダワタル、 山田創平、劔樹人、岩橋由莉、鈴木一郎太、甲斐賢治、横山千秋、上田假奈代のこえとことばをお届けします。
7つ目の問いに答えるのは、釜ヶ崎地区で生活困窮者支援を行うNPO法人釜ヶ崎支援機構で事務局長をつとめる松本裕文さん。若者の就労支援をしていた経験から、どんな答えが出てくるのでしょうか。
Q7 多少無理しても、やりたい仕事につくべきですか?
A7 松本裕文(NPO法人釜ヶ崎支援機構 事務局長)
松本裕文(まつもと ひろふみ)
富山県出身。2008年よりNPO法人釜ヶ崎支援機構の若者住所不定就労者支援に携わる。2013年6月より現職。趣味はぬか漬けづくりとガンダム・トーク。
松本さんの答え、その他の問い、上田假奈代がココルームをはじめるまでの半生、詩人の谷川俊太郎さん、哲学者の鷲田清一さん、美術家の森村泰昌さんと上田との対談3本など、読み応えのある書籍『釜ヶ崎で表現の場をつくる喫茶店、ココルーム』(フィルムアート社)は、こちらでお楽しみいただけます。また、書籍の購入がココルームへの支援になります。ぜひ手にとって読んでみてください。
https://cocoroom.base.ec/items/7575462
ココルームは、今ピンチに直面しています。カフェ業と宿泊業の売上が活動の基盤を支えていましたが、新型コロナウイルスの影響で95%の減収です。今日と未来のために新しいであい方をさがしたい、仕事や住まいを失うなど、困った方と力をあわせたい、生きのびる知恵と技をこの街から発信したい。こうした思いから、現在ココルームはクラウドファンディングを実施中です。であいと表現の場を開きつづけていくために、みなさんのご協力をどうぞよろしくお願いします。
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ココルームではみなさんからのご支援をさまざまなかたちで募っています。ふところに余裕のある方は、ご寄付いただけるとうれしいです。
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また、こちらの音声配信へのサポートもお待ちしています。
現在、ココルームはピンチに直面しています。ゲストハウスとカフェのふりをして、であいと表現の場を開いてきましたが、活動の経営基盤の宿泊業はほぼキャンセル。カフェのお客さんもぐんと減って95%の減収です。こえとことばとこころの部屋を開きつづけたい。お気持ち、サポートをお願いしています