発達心理学の講師をして気づいた古典を現代に繋げる意義|ココカリ心理学コラム
看護専門学校で発達心理学の講義を全15回担当してきました。
生徒さんの3年間のカリキュラムを知ったり、国試の過去問を調べていくうちに、看護師の職業範囲が見えてきて、他職種理解が深まりました。心理士として、これまで以上に連携しやすくなった心境です。
今回の話をもらってから、すでに講師業をしている仲間に相談した際に「教壇に立つのって、自分が勉強するからいいですよね」と言われたのがこころに残っていて、いや本当にそうで、おそらく生徒の誰よりも私が一番に発達心理学を勉強したと思います笑。
意外と発達心理学を知らなかったんだなと思い知りました。フロイト、ピアジェ、エリクソンは当然おさえてましたが、ハヴィガーストやペックはノーマークでした。発達段階ごとに最近の社会時事なども交えて解説し、古典と現代をリンクさせる作業が面白かったです。
学問って、現代に活かすことが大事です。古典を古典のまま学習したって、個人の知識値は増えるけど、学問としての発展ってないじゃないですか。自己満足で終わらせず、各人が今の生活やこの先の人生に役立ててこそ、古典の存在価値があるのだと思います。
発達心理学の講義やセミナー依頼などありましたらご連絡ください。引き受けさせていただきますので笑。
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