うつ病改善にいい食べ物は…。
メンタルが不調になった人を支えてあげたいと思っていてもどう接して良いかわからない。
「家族がうつ病で必要な時にそばにいるけれど、何か私にできることはありませんか?」と相談を受けたことがあります。
うつ病になられた方は食欲低下はみられておらず、3食きちんと食べていました。
また、食事の時には家族と同じテーブルを囲みあまり話すことはないものの食べることが出来ていたので、食べ物に注目することになりました。
一般的に体に良い食べものと言われているものは、魚、野菜、海藻類、果物、茶色い炭水化物(玄米、そば等)、ナッツ類が浮かんできます。
これらの情報から毎日の献立を組んでいくのは重苦しいですし、料理する側にとっても負担が大きいです。
特に共働きの家庭なら家事の負担が多くお惣菜中心の生活になりがちですのでなかなか栄養たっぷりの料理は難しいと思います。
でも、うつ病の症状に効果があると言われている栄養素や食品は知っておきたいですよね。
下記の「うつ病と食事」を見て下さい。
うつ病と食事 https://www.asahi-kokoro.com/original10.html
特に「うつ病にかかわる主な栄養素と食品」の欄に注目して下さい。
納豆、大豆製品がほとんどに当てはまりますよね。
僕の家は共働きで子供が小さかったため、うつ病で家にいる時はもちろん自分で昼食をつくらないといけなかったんですが、料理する気力もないし、頭が回らず料理の手順を考えるのが出来なかったので、毎日ドラッグストアのコスモスで鯖缶と納豆を買い食べていました。
青魚の鯖も大豆製品の納豆もうつ病改善にいい食べ物に当てはまります。
それに、無性にチョコレートが食べたいことが増えチョコレートをよく食べていました。
気になって調べると、米カリフォルニア大学の研究結果でうつ症状の人はよくチョコレートをたべるというのがありました。
チョコレートには神経を落ち着かせたり、リラックス効果もあるため、ストレスが強い時には良い面があります。
カカオポリフェノールが血管の炎症を軽減することに伴い血管拡張により血圧低下にも効果があると言われていますし、ポリフェノールの抗酸化作用は老化防止にも効果があるそうです。
もちろん食べ過ぎに注意し、出来ればカカオ70%以上のビターチョコを1日25g以下にすると良いでしょう。
家族がうつ病やメンタルの不調になるとどのように接すればいいかわからず不安になることが増えます。大切な人に何かしてあげたいと思えば思うほど自分の気持ちも辛くなるでしょう。
毎日、鯖缶と納豆だけでも大丈夫なくらいです(笑)
日々の生活の中で「今日は少し青魚を使おうとか、納豆を出してみるか」とか相手を思う気持ちだけで充分です。
食べることの楽しみを持つために、チョコレートを買ってくる日が少し増えるだけで、大切な人のことを考えて過ごしているのです。
うつ病になってしまった方も、支える方もお互いに無理をせずできることを続けていくことで、気持ちは伝わるし今のつらい状況から抜け出る日が訪れます。
大切な人がうつ病から回復した時のお祝いの食事は何にしようか考えることもいいですね。 鯖缶と納豆以外が良いかもしれません(笑)