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モラハラ相手から自分を守るためには、相手と距離を置くことが有効です。距離を置く事で相手の言動から自分を守り、冷静に状況を見つめ直すことができるから。そうは言っても、すぐに物理的距離を置けないのが現状ではないでしょうか。そんな時は是非、心の距離を置くように心がけてください。

そのための具体的な方法をいくつか挙げていきます。


1. 感情的に反応しない
モラハラ相手は、相手が感情的に反応することで優位に立とうとします。なのでモラハラ相手が挑発的な言動を取ってきた時には、冷静に対応することが大切です。

あなたがつい感情的に反応してしまった時…相手の顔が気味の悪い喜びの表情に変わった瞬間、記憶にありませんか?ありますよね?
感情的に反応すると相手に巻き込まれ、さらに操作されかねません。

感情が高ぶった時は、一度深呼吸をして自分を取り戻しましょう。
相手に対しては、感情を抑えて「わかりました」「そうですね」などの短い返答で済ませるようにします。この時否定はしないことです。

2. 心理的なバリアを作る
相手の言動をマトモに受ける必要はありません。そのために、自分の中で相手に対して心理的なバリアを作ることが有効です。
相手の発言を「自分への個人的な攻撃」ではなく、ただ「相手側の問題」として捉えることです。
相手の言葉や態度を自分に直接的に結びつけけず、「これは相手の問題で、自分は関係ない。」「相手の態度によって自分の価値が決まるのではない」と考えることです。
 
3. 個人的な情報を与えない
会話や接触の中で、相手に自分の弱みをさらけ出さず、プライベートな感情を伝えないようにします。このことで相手があなたをコントロールする材料を減らせます。
感情的になりやすい話題は避け、必要最低限のやりとりに留めましょう。職場でのモラハラであれば、話題は業務に関するものだけ。個人的な情報は話しません。


4.自分の時間を大切にする
モラハラの影響で自分を見失わないように、自分だけの時間を大切にします。自分が心地よく感じられる環境と時間を持つことが大切です。
瞑想や読書、散歩、ストレッチ、アロマなど、自分の心を落ち着かせる時間を日常に取り入れて、精神的な余裕を保っていきましょう。このことで相手からの影響を減らすことができます。


これらの方法を組み合わせることで、モラハラ相手との心理的な距離を保てるようになります。モラハラ相手から心理的距離を保ち、大切な自分を自分自身で守っていきましょう。


カウンセリングはこちらです。

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