プロ野球スーパースター烈伝④野茂英雄
今回は世界のNOMOこと野茂英雄投手のご紹介です。といっても今更いうまでもないことですが、大リーグ時代のことはさておいて、近鉄時代のことにしぼってお話したいと思います。
野茂さんは1989年のドラフト1位で、社会人の新日鉄堺から近鉄バファローズ入りします。そして1995年からは活躍の場をアメリカ大リーグに移し、2008年に現役を引退しています。
野茂さんといえば有名なトルネード投法ですが、これは小・中学生時代から身体を捻って投げる投げ方をはじめていたそうです。結果的に今に至るまでピッチングフォームを変えなかったことになります。
プロ入りの条件も「投法を変えないこと」だったそうですから、こだわりの程がわかるというものです。
近鉄退団のきっかけの一つが約束された投法を、鈴木啓示監督がいじろうとしたことでしたが、今思えば鈴木監督との確執がなかったら、大リーガー野茂英雄は誕生していなかったのですから、これでよかったのかもしれません。
やはり、自分が「これだ!」と思ったものを貫くという姿勢は大切なことなんだな、というのは改めて思います。
先に出てきた鈴木啓示監督は、野茂さんの与四球数の多さから、ピッチングフォームの改造を進言したそうです。
しかし、野茂さんは与四球よりトルネードをとりました。もし、監督の進言通りトルネードを捨てていたら、世界のNOMOは生まれていなかったでしょう。
余談ですが、私がnoteを続けている理由は、自分の「好き」をこの場で表現するためです。もちろん私は野茂さんほど偉大ではないですけど、トルネードにこだわり続けた野茂さんの背中から学んだものはたくさんあるのです。それをこれからも表現していきたいですね。
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両親2人の介護を一人でやってます。プロレスブログ「せかぷろ」&YouTube「チャンネルせかぷろ」主宰。現在ステージ2の悪性リンパ腫と格闘中。