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息子のコレクションに感じた成長の瞬間
ポケモンカードを集めながら「見て!キラキラのやつ出た!」と飛び上がって喜ぶ息子を見てたら、私も幼少期にセーラームーンのカードを一生懸命集めてたなぁ…と嬉しい気持ちにすごく共感。キラキラのカードが出ると、本当に心が踊る。今はカード集めですが、小さい頃はいろんなものを集めてました。
学校でのエピソード
息子が1年生の時の個別懇談で担任の先生に言われた事。
「〇〇くん(息子)ね、綺麗な小石を見つけるといつも”先生にあげる!”って持ってきてくれるんです。つい先日、バケツ一杯になりました😊」
ええぇ…。
思わず「す、すみません…ご迷惑を…困りますよね…」と縮こまる私。すると
「いいえ!お母さん、そうじゃないんです。それをあげたいって思ってくれる気持ちがすごく嬉しいんですよ!いつもニコニコ嬉しそうに渡してくれる姿がすごく可愛くて微笑ましいんです。」
せ…先生…(涙)
近年は教師と親の関係も気を遣うことが多々あるでしょうが、その先生は本当に普段から優しい言葉をかけてくれる方でした。とは言え、スミマセン感は拭えなかったけど…。温かい言葉で返してくださる先生でとても有難かったです。
息子と私のコレクション歴
もっと幼い頃は、ダンゴムシやバッタ、どんぐりもよく集めてました。私は虫が大の苦手なので虫かごに集められた大量のダンゴムシを見て、ウッとなったのを覚えてます。
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小石や木の枝もしょっちゅう拾ってくるので、その度に私は「すまないが、家の中は勘弁して」とお願いし、一時期は玄関先にこんもりと石や枝が積み上がってました。まさか先生にまで渡していたなんて。
私はどうだったかなぁと振り返ると、カード以外にも切手やスノードーム、ガラス細工、キーホルダーなど集めてた頃がありました。キラキラしてる物が好きだったのかな。女子っぽいところもあったんだ( ˙ ˙ )と少し安心。
収集の魅力ってなんだろう
収集することの魅力というか、息子の行動を私なりに少し考察してみる
見つける。選ぶ。自分だけの「特別」
たとえば石とか枝とか、身も蓋もない言い方をするとなんの役にも立たなさそうに思えちゃう(というか多分そう)。けど、息子にしてみたら、見つけてその中から自分の感性で選りすぐっている。ちょっとツルツルした石。変わった形の石。枝だと葉っぱの部分はカットしたり彼なりのこだわりもあります。
私から見たら「ただの石」。でも息子にとっては、ひとつひとつに意味がある(かもしれない)
集めて、満たす。
自分の好きなものがたくさん集まってきたら、そりゃ嬉しくなる。好きな物に囲まれる満足感と、ここまで集めたぞ!っていう達成感。
物だけじゃなくて、SNSだってそうかも。InstagramやPinterest等でも「保存」機能があります。Pinterestなんてまさに収集ツールとして私も進行形でよく使ってます。お気に入りを集めるって純粋に楽しいし、心も満たされる気がします。
見て欲しい、あげたい
自分が大事だなと思うものを、自分が好きな人にも見せたい。プレゼントして喜んでもらいたい。そこには共感してほしいとか共有したい、愛情や感謝とか、息子のいろんな感情を表現していたのかなと思いました。
いや~…そう考えると先生の対応にまたまた感謝の念が湧きます。(「家には入れないで」って言ってゴメンね。)
成長と好みの変化
そして集める対象も変化してます。
虫→石→枝→ぬいぐるみ→フィギュア→NERF(銃のおもちゃ)→ポケモンカード
こうして見ると、息子のひとつの成長の指標だなぁ…となりました。
好奇心、興味や関心の表れでもあるし、少しずつ色んな世界に広がっていってる。この中で今も変わらないものもあります。それはそれで根っから好きなんだろうなと好みも見えてきます。
子育てに毎日必死で余裕が無い日々の中だと、そのときでは気付けないことがたくさんあるかも。と反省の気持ちも出てきました。
息子自身も、いつか「自分はこういうものが好きなんだ」「これが自分のこだわりなんだ」と、少しずつ自己理解ができる時が来るんだろうなと感じました。
この先、息子がどんなものを集めるようになるのか楽しみが増えたし、それを見せてくれるうちは、一緒に喜んだり楽しんだりしていきたいな。