【事例】さらなる自由を求めて(1/2)
職場の人間関係の辛さだったり、やりたいことが定まらないことだったり。こころナビゲーター®のサービスで、いろいろお聴きしてきた綾乃さん（仮名）のお話。自分の中にいる自由なわたしとのつながりを取り戻して、一気にこころの自由度をアップした綾乃さん。これまでなら落ち着いていられなかったような状況の中でもこころの平静を保てるようになったようです。
お話しいただいたご本人の了承を得てご紹介しています。また、個人を推定できないように一部設定を変えています。
振り回されないこころ
綾乃 「よろしくお願いしまします」
山根 「はい、よろしくお願いします。前回やってみて、どうでしたか。その後」
綾乃 「そうね、そう。『やっちまったぜ』」
山根 「やっちまったんですか？」
綾乃 「『やっちまったぜ』がね。ま、いっぱいあったっていうか。『やっちまったぜ』って。もう、なんか失敗しても、もうあんまり気にしなくなったのと。もうね、この2週間。前回のセッションが終わって。その後ぐらいからです。もう職場がね、もうすごい。周りから見たら、多分修羅場なんです」
山根 「うん」
綾乃 「人が次々辞めていくっていう。あの、わたしの部署ではなくて。近隣にもう1個あるんですけど。そっちのスタッフが、続けて辞めるっていう大惨事で。そこのちょっと上の方が今まだピリピリしておられてね」
山根 「うん」
綾乃 「まぁまぁ、辞めるけど、すぐに辞めるわけじゃないので。今、残務処理してる人たちが、ピーピー言われてるんです。気持ちがしんどいって言って。背中をさするっていうね」
山根 「ふ〜ん」
綾乃 「で、今までだったら。なんか、とばっちりとか来て、もうイラっとしてたのに。まぁまぁ、仕方ないんじゃないの、って感じで見られてるのとか」
山根 「うん」
綾乃 「当然、わたしの方にもちょっと負荷はかかってくるんですけど。『まぁいいっか〜』って。なんか、なんだろ。今までだったら、火の粉がかかってくるのがすごく嫌で、すごく防御してたのに」
山根 「うん」
綾乃 「まぁ、来たら来たで、なんか考えたらいいわ。なんとかなるわ、みたいな。なんかすごくね、違う（笑）」
山根 「（笑）」
綾乃 「『ねばならない』も、ゼロになったわけではないけど。そんな、そこまで多分今強くないですし」
山根 「うん」
綾乃 「『まぁいいっか〜』とか。やってしまっても。『あ、やっちまったぜ』って。まぁまぁ死ぬわけじゃないしって思えてるっていうね」
山根 「うん」
綾乃 「だから、周りがすごい変化してっても、それに引きずられなくなってきてるっていうのが、この2週間の大きな変化です」
山根 「ほぅ〜。大きいですね」
綾乃 「めっちゃ大きいです。うん」
凪
山根 「え〜と、綾乃さんの自由度は今何パーセントぐらいになっているんですか？」
綾乃 「わたしの自由度はね。自由度は多分ね。なんて言うんだろ。ハード面の自由度は、ほとんどない、って言い方はないな。30から40ぐらいかな。やらなきゃいけないことがもう結構山積みなので」
山根 「うん」
綾乃 「ハード面は自由度低いんですけど。ソフト面の自由度は、100とまでは言わないけど。でも、80ぐらいあるんじゃないかな」
山根 「ほぅ」
綾乃 「うん」
山根 「へぇ〜」
綾乃 「うん、あの、今自由度って言われて改めて考えてみて。80って言ってる自分にもびっくりしてます」
山根 「あ、そうなんですね」
綾乃 「うん、でも本当そうです。あの〜、なんていうんだろう。今までだったら、そのやらなきゃいけないこととか、ハード面のことに引っ張られて、気持ちもしんどくなってた。余裕がない状態に自分で持ってってたのが。ま、やることはやることで、まぁやりましょう。でも、それをすごく客観的に見ることができている、わたしがいて」
山根 「うん」
綾乃 「これ、ほんとに今日しないとダメかなとか。あ、でもこれは相手が困ってるから先してあげないとだめよねとか。これずっと引っ張ってきてるから、もう今日やっちゃいましょう、とか。すごく冷静に」
山根 「うん」
綾乃 「なんて言うんだろ。気持ちと切り離して、判断をしていられる」
山根 「うん」
綾乃 「だから。その、部下の子とかにイラっとして当たることもないし」
山根 「うん」
綾乃 「凪」
山根 「ナギ？」
綾乃 「凪。なんか、なんて言うんでしょう。縁側でこうお茶ずるずるってすすってる感じ」
山根 「ふ〜ん」
綾乃 「凪です。それが嵐の前の静けさなのか、もうなんかぐちゃぐちゃだったから、ちょっと今、凪の状態になってるのかが自分ではわからないんだけど。今までとは明らかに違います」
山根 「うん、うん」
綾乃 「そう、それにびっくりしてる」
山根 「この間ね、あの自由と合体しましたからね」
綾乃 「あ、そうですね。抱きつきに行ったもんね」
山根 「あの自由って。多分、あの人、凪いでいましたよね」
綾乃 「うん、うん。だから、一瞬で自由になれるんだよって言ってもらった。それが、やっぱりね。お守りになってるのかな」
山根 「うん」
綾乃 「安心感。なんでしょう。でも。その時だけで終わってないっていうね。もうセッションが終わった後もず〜っと残ってるので」
山根 「うん、うん」
綾乃 「ほんと、穏やか」
山根 「あれは綾乃さんの中にあったんですよ。元々」
綾乃 「うん、うん」
山根 「元々あったんだけど。ちょっとそこから外れてたのを。その、あったものと合体したっていう感じだと思うんですよね。元々持ってるから。それを改めて取り込んだら。別にもうどこへも行かないと思いますけど」
綾乃 「あ〜。でも元々持ってたってことに気づいてなかったのでね」
山根 「うん」
綾乃 「全く」
山根 「うん、うん、うん」
綾乃 「ないと思ってたので」
山根 「そうですね。うん、まあ、いいですね」
次に向かうのは
綾乃 「うん、だから今すごくいい状態です。多分もうすぐもう一波乱、実はあるんですよ」
山根 「あ、そうなんですね」
綾乃 「でも気負ってないんですよ。頑張らなくちゃいけないっていうのはもうなくて。うん。そこが、すごく今までと違う。そう！そう！う〜ん、だから、山根パワーすごいね（笑）」
山根 「（笑）」
綾乃 「ってわたしは思ってます。多分、山根さんのこのセッション続けて受けてなかったら、こんな風にはなれてなかったって思います」
山根 「うん、うん」
綾乃 「す〜ごいなと思って。わたしこんなの受けたことってなかったので、す〜ごいなと思って」
山根 「うん」
綾乃 「うん」
山根 「ま、でもあのなんだろうな。えっと、綾乃さんのこころの中にあるものを、見つけて統合していったみたいな感じで。ま、これがね、1人ではできないんですよね、なかなか」
綾乃 「多分セッション受けてなかったら、気づけてなかったと思います。わたし」
山根 「そうなんですよね」
綾乃 「で、まず人に話すってことがないでしょう。もう、すっごい超プライベートな感じになるし」
綾乃 「うん」
綾乃 「なんかそこもやっぱりね、セッションのこの力って大きいなって」
山根 「うん、うん」
綾乃 「でも誰にでも話せるわけではないし」
山根 「うん」
綾乃 「やっぱ継続でっていうのは大きいですよね」
山根 「そうですね、継続でっていうのは大きいですね」
綾乃 「うん」
山根 「今日、じゃあここから話したいことありますか？」
綾乃 「ここから話したいことね。あの〜、そうね。何を話そうかな結構今穏やかで悩みがないわけではないんだけど。その寝られないほど悩むことがないんですよ」
山根 「前は寝られないほど悩んでたんですか？」
綾乃 「悩んでたことがあった。夢に出てくる。はっと起きて。もうそこから寝れないとかね」
山根 「うん」
綾乃 「本当にあったので。もう今、最近快眠です」
山根 「よかったですね」
綾乃 「よかったです。はい、そう。何を話そうとか今日も思ってて。ないんですよ」
山根 「うん、いいですよ」
綾乃 「ちょっと、わたしの周りの体制が変わるので。多分色々ハード面変わるんだろうなっていう。で、そうなった時に、やっぱり優先順位がまたぐちゃぐちゃになってくるので。まあその辺はどうしていこうかな。というのが、今の1番の課題かな」
山根 「うん」
綾乃 「だから、自分のこと。で、直属の部下のこと。で、お客さんのこと。で、あとはその〜、それ以外の周りからやってくること。うん、まね、やめるって言ってることか、うん」
山根 「うん」
綾乃 「上がまあカリカリして言ってこられることとかね。その辺をどう捉えるかってま、そのその辺をどう組み合わせていくかな。ですよね」
山根 「どう組み合わせていくか？」
綾乃 「そう。ただ、優先順位としてはもう決めてるんですよ、自分の中で。損度がないので。損度できないので、わたしは。聞いた順番にやる。お申し込み順に処理します。じゃないですけど。ただその中で、すごく緊急だとか、もう先にしないといけないみたいなことはもちろん先にしますけど」
山根 「うん」
綾乃 「それをきちっとお伝えできるように。なにかしておかないといけないなっていうのは最近思ってるんです」
山根 「うん」
綾乃 「うん、なんて言ったらいいんだろう。あの〜、無駄なく1日仕事したいって思うんです。最近」
山根 「う〜ん」
綾乃 「なんかエネルギーロスではないけど」
山根 「うん」
綾乃 「無駄に使うんじゃなくて」
山根 「うん」
綾乃 「明日、倒れてこれなくなっても後悔しないように仕事しようっていうのがすごく強いので」
山根 「ほ〜」
綾乃 「うん。でも、それを言い出すと、まあ言ったら後悔しない1日を過ごすっていうのだったりに行けるのかなと思うので」
山根 「うん」
（続く）
ホームページはこちら↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？