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不登校きょうだいは結構いて、親としてはラク
きょうだいで不登校は結構います。うちもそうですが、不登校つながりで知り合った方も同じ境遇な方は多く、知った時はホッとしました。
息子の通うフリースクールの先生からも兄弟不登校の事例は結構ありますし、そうなりやすいと教えてもらいました。
なので、「またこの子も不登校か(私は当時そう思ってました)」と兄弟で不登校になっても、私は何ら問題ではないかと感じています。
そして兄弟で不登校になると、学校教育に対する親の考えに一貫性がでるので、子どもに対する関わりも同じになりラクになりました。
私の感覚ですが、学校に通っていると、ある程度学校が決めた中で動くことが求められ、それに合わせなければならない窮屈な感じがあり、子どももその流れに乗らないと、といった慌ただしい感じがありました。
一方、フリースクールやサドベリースクールに通うようになると、ある程度のルールはある中、子ども達で話し合って決めることが増えたりするので、期日なども子ども達主体で決めるためか追われる感覚は減ったと感じています。
また勉強をどうするかの主体は子どもなので、自分が必要だと思えばやるスタンスで、親は勉強に追いついてるのかどうかなど学校で感じた焦りも少なく、親として兄弟へ一貫性のある勉強への考えを伝えられるので、ラクだなと感じています。
私は器用な方ではないので、同じ考えで子どもに接することができるのはラクでした。
下の子が「俺も学校行かない」と言ったときはマジか、と正直思いましたし、兄弟で不登校なんて私の育て方のせいかとも思いましたし、小学校、中学校の先生からはあの家は「兄弟で不登校」とくくられているんだろうと被害者全開にもなり、部活の親のグループLINEに送られてくる連絡事項を見るのもつらい時期もあり、かなりネガティブになったこともありました。
ですが不登校を選択してからは子どもの笑顔が増えて、フリースクール、サドベリースクールに元気に通う息子たちの姿を見れることが何よりうれしく、学校にいかない選択ができる兄弟の母でいられることを誇りに感じています。
このように思えるようになったのは同じ悩みを抱える親御さんとの関わりを通して感じられたこと、なので同じ悩みを抱えていて読んでくださっている方とつながれたらうれしいです。
あなたはひとりじゃない
ともに乗り越えたい
お読みいただきありがとうございました
こころ