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データ分析×マーケティングで生産性を上げた1年 ‐Cocone V Advent Calender 2023 #06‐

こんにちは。cocone v note編集部です。
シリーズ「Cocone V Advent Calender 2023~今年の漢字1文字~」では、cocone vのリーダー全員を対象にインタビューを行い、今年の活動やこれからの挑戦、それぞれの思いを伝えています。

第4回目のインタビューはMI室 室長 Andrew Shinさんにインタビューを行いました。

今年、マーケティングチームとBIチームが統合しMI室としてスタート。組織改編や新メンバー入社による成長が求められる中、Andrewさんは「生産性の向上と自分たちなりの挑戦スタイルができるようになった」と語ります。
Andrewさんの選ぶ「今年の漢字1文字」は何になるのかを想像しながらご覧ください。


MI室はデータ分析・マーケティングで事業成長を目指すチーム

留置)「MI室」の活動を簡単に教えてください。

Andrew)MI(Marketing Intelligence)室は、マーケティングチームBI(Business Intelligence)チームの2つのチームで構成される組織です。

それぞれのチームの役割から説明すると、
マーケティングチームは、サービスをより多くの人に知ってもらい、プレイしてもらい、購買してもらうためのPRマーケティング活動を行う組織です。

BIチームは、サービスや会社に関するデータを見える化し、データ分析で意思決定をサポートする組織です。

それぞれの組織を費用管理の面で考えるとマーケティングチームは費用を使うチーム、BIチームはデータ分析の観点から生産性を上げること・効率的・効果的なマーケティング施策を支援するチームという役割を持っています。

組織改編・人員増員によりマーケティング施策の精度向上

Andrew)今年を振り返ると、別だったマーケティングチームとBIチームが1つのMI室という組織で連携できるようになったこと自体が良かったことだと思っています。

チャレンジとリスクヘッジ、それぞれ違うロールが求められる両組織ですが、事業への貢献という共通のゴールに向けて相乗効果を出せるようになったと思います。

事業部側からしても、マーケティングのデータ分析を一体化することで、データ分析とマーケ周りの共有や検討を一度に行える体制となりました。

サービスごとにデータ分析の担当者・マーケティング担当者が施策ごとに会話し、一緒にPDCAを回していけるようになりました。

新規サービスについては、サービスをリリースする前からデータアナリストがKPIや進捗管理の設計をし、リリース後のマーケティング施策の成果を数字で終えるように準備しています。

留置)マーケティングとBIが連携を強めることで、よりデータドリブンに活動できるようになったのですね。

Andrew)また組織内の体制については、マーケティングチームでの新メンバーが入り来年の活動に向けた土壌を固め始めたことも大きな出来事だと思っています。

私自身もプレイングマネージャーとしてマーケターとしての業務を持ちながら新メンバーを育成するというミッションがありました。

私が一緒に働く仲間として見ていた点は、スキル以前に
・サービスや顧客への理解を深める姿勢があるか
・トライ&エラーで成長できる向上心があるか

この2点です。

面接の段階で、入社後の役割に加え、会社の中で自分の専門領域でプロを目指してほしいということをお伝えしていました。

私がそれぞれの学びのプロセスを用意するのではなく、主体は自分で。
自分なりに調査し、PDCAプロセスを回しながら成長していく組織にしたいと思ってメンバーを集め、現在に至ります。

最初から実務を振るところから始めるのではなく、まずはご自身でサービス自体とサービスの立ち位置(市場)を把握してもらうことからスタートしました。

お客様の目線に近い状態で、客観的にサービスを把握できるように研修はまず内部の情報を一切与えず、自分なりにサービスのターゲット・市場・強み・弱みなどのポイントを調査してもらい、「サービスを知る」というところに時間を使ってもらいました。

その考察が合っていたのか実務を通して確認していき、自分のスキルを理解してもらいながら、マーケターとして力をつける第一歩に取り組んでもらいました。

新体制でcocone vの勝ちパターンを模索した1年

Andrew)私にとって会社での最初の目標は「マーケティングの組織作りによるインハウス化と社内にマーケティングについて語れる文化を作ること」でした。

ありがたいことにメンバーが増えてインハウス化が進んでいる今は、高速PDCAによる独自の勝ちパターンを見つけることでノウハウを蓄積するフェーズにいると思います。

私たちが提供しているCCP(アバター)というサービスジャンルは、誰もが好きになるようなものではなく、メジャーなジャンルというよりは、ニッチな領域であるということは認めなければなりません。
ニッチではありますが、ロイヤリティの高い人々が集まる市場。これをメジャーなサービスへシフトさせることがMI室のミッションであると考えています。

これまで、類似サービスの勝ちパターンを真似することが精一杯だった時期もありました。
それが成功することも、失敗することもありましたが、試行錯誤する中で、cocone vの独自の成功パターンが少しずつ見えてきました。

MI室の誕生、そして新しい仲間がいる体制になってから、独自のやり方でトライできるようになったと思います。

1年を振り返ると「楽しかった」と感じます。
ずっと皆忙しい日々だったと思いますが、プロセスも結果も全てが楽しいからこそやり続けられてきたのだと思います。

Andrewさんが選ぶ今年の漢字一文字は...

Andrew)今年の漢字一文字は「踏」にしたいと思います。
最初の一歩を踏み出したという意味の「踏」。

MI室として事業部の皆さんにも伝えたいのは、今からがスタートであるということ。
これから次の挑戦があるという思いも込めて「踏」を選びたいと思います。

組織の目標は、本格的なグローバル展開

Andrew)来年、チーム全体で注力することはグローバルへの挑戦。

すでに『Purenista M』を海外展開していますが、これからは最初からグローバル市場を目標にしたサービスがリリースされます。

そんな本格的なグローバル展開に向けて、今年はMI室にもグローバルなメンバーが集まってきました。

2024年には、MI室全員でグローバル市場での成功体験をしたいと思います。
私個人としては、既にグループ会社のニューヨーク法人のメンバーと仕事をすることもありますが、来年本格的にcocone vのサービスがグローバル展開を開始してからは、室のメンバー全員がグローバルの業務を経験してほしいと思っています。

そして、私たちMI室でグローバルサービスを経験しデータ・マーケティングの観点からノウハウを蓄積することで、社内に伝播させていく役割を持っていきたいと思います。



次回予告
新規ブランド第2弾立ち上げ・新人育成...走り続けた1年
Purenista事業部 アート制作チーム マキロンさん・レミーさん

お楽しみに🎄


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