![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137019992/rectangle_large_type_2_9a49e8cf1c7175c3daa9ada061656774.jpeg?width=1200)
なるほど東照宮(9)
それでは続きです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137020906/picture_pc_c5d03626e64a4819452ace7c53a1329f.png?width=1200)
パンフレットより
一本燈籠
![](https://assets.st-note.com/img/1712895987578-rDYYmHL6Wy.jpg?width=1200)
眠り猫に向かう左手にある燈籠。
後水尾天皇の中宮の東福門院(秀忠の娘・和子(まさこ))が奉納した鋳銅製の燈籠。
燈籠は通常1対ですが、1本だけのため一本燈籠と呼ばれています。
眠り猫
![](https://assets.st-note.com/img/1712896107499-e31aTl7JJL.jpg?width=1200)
数ある彫刻の中で有名なもののひとつが、左甚五郎作の「眠り猫」。
境内には、たくさんの動物や霊獣の彫刻がありますが、猫はこの1体だけです。
「眠り猫」なのですが、耳が立っているため、実は寝たふりをして、この先の家康のお墓を守っているとも言われます。
この彫刻がさらに意味深いのは、ちょうど反対側(裏側)に雀の彫刻があることです。通常雀は猫のそばでは遊べないので、猫の近くで遊ぶ雀は、平和の象徴と考えられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1712896174009-LFoZ2IctMH.jpg?width=1200)
坂下門
![](https://assets.st-note.com/img/1712896237700-C4M5WD0kfj.jpg?width=1200)
「開かずの門」とも呼ばれる奥社参道への入口の門。
貝殻から作られた顔料で塗られており、柱・天井は七宝焼で飾られています、
さて、ここから207段の階段を上ると奥社・家康公の墓所。
次回、最終回です。
(つづく)