古民家で見つけた球根
お久しぶりです!
このところ仕事に追われ、てんてこまいしておりましたが、やっと一段落しました。畑やお庭の姿もすっかり春らしくなったので、少しずつ写真を載せていきたいなと思っています。今日は、ここ古民家に植わっている球根のお話です。
日中はすっかり暖かくなり、外へ散歩に出ると、あちこちで満開のモクレンや梅などを目にするようになってきました。
ここ古民家の敷地内にも、水仙をはじめとするたくさんの球根植物が次々と咲き始めました。古民家は甘い香りに包まれ、その香りに毎日癒やされています。実はこの球根、自分で植えたものは一つもありません。それどころか、花が咲いて初めて存在を知ったものがたくさんあります。なので、当然水やりすらしていなかったのですが、気づけば敷地のそこらじゅうが球根植物のお花畑になっていました。
この大量の球根は、表庭から掘り起こしたものです。去年の9月、ここ古民家に引っ越してすぐの頃に、表庭の土が家の基礎よりも高かったため、全体を掘り下げました。その時に大量に出てきた球根です。植え付けの時期が来るまで、納屋で休ませていました。先月、このたくさんの球根を納屋から出して、表庭に作ったばかりの花壇に植えました。
私はてっきりこの球根が全てアヤメだと思い込んでいました。というのも、更に遡る事数カ月、去年の6月頃だったと思いますが、ここ古民家の下見に来た時、表庭の雑草に紛れてアヤメの花が一輪咲いていたからです。このブース、初夏にはアヤメでいっぱいになると思っていたのですが…
芽が少しずつ開いていくにつれ…
ん?…な、なんとなく違和感。どうも芽の形がそれぞれ違う…
こっちはスイセンみたいやし…
そしてこちらは、うーん…アマリリス…?詳しくないので、花が咲くまで何の球根なのか分かりません。
そして肝心のアヤメはというと、なんと私が植え替えた中には一つもなかったようで…
全く関係のない所から芽を出していました。私が砕石で作った小径を押し上げるようです。意外にもアヤメの球根は、ほんの少しでした。
さらに、表庭の隅っこからにょきにょき芽を出していた水仙の球根は・・・
みるみる成長し、花が咲きました!水仙の球根は、これら以外にも、至るところに植わっていたようで、近頃どんどん芽を出し始めています。
去年作った小径の砕石の間からも、
夫の工房に面した裏庭にも、
サザンカの根本にも、
道路に面した端っこの方にも、
あっちにも、
こっちにも!
更には畑の方にもにょきにょき芽吹いてきました。写しきれませんが、水仙の球根はこの3倍の数です。
新しい畝を作ろうとしたら、またここにも!
水仙だけではありません。畑の至るところにはナルキッスス、
更に、ムスカリもあちこちに咲き始めました!
たくさんあるので、摘んで生けてみたり。
芽吹きの時期が来て初めて、無数の球根の存在を知りました。とにかくあっちこっちにたくさんの球根が植えられていたようです。
先住者の方は相当なお花好きやったんやなぁと、ただただ感心すると共に、その方の大切にしていた宝物をもらったようで「え、良いんですか・・・?」と内心は戸惑いながら、またしてもここ古民家への移住を歓迎されたような気がして、じんわりと幸せな心地にもなりました。私は以前にも書きましたが、花より野菜や草木というタイプなので、一年草はもちろん、球根や宿根草の楽しみ方を知りませんでした。
だから、まだ名前の分からないものがたくさんあります。
とにかくそこらじゅう雑草だらけなので、見分けがつかないものもあります。この赤い芽は、草引きの段階で少し迷いましたが、なんとなく気になって残しておいたものなのですが・・・調べてみると、もしかすると芍薬の球根かもしれない事が分かりました。実は引っ越す前から、古民家に芍薬を植えたいと思っていたので、分かった時はドキドキしました。と言っても、まだ確実なことは分かりませんが。少しずつ芽吹いていくのを観察しています。
こんな変わった水仙も。表庭で一番最初に蕾が着いたのに、まだ咲きません。開花を楽しみに待っている所です。
古民家の先住者の方が、本当にたくさんの球根を植えていてくれたおかげで、あっちこっちで芽吹きを見つけた時のワクワクする感じや、花開いた時の嬉しさを知りました。先住者に代わって、これからは私がこのたくさんの球根のお世話をしていこうと思います。
球根の植え替え適期は秋頃。時期を待って、これから少しずつ植え替えていく予定です。
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