完璧主義と羞恥心を克服する方法|ブレネー・ブラウン 史上最高のスピーチのひとつ(拙訳)
10年以上前に見たブレネー・ブラウンさんのTEDトークが深く心に触れて、それから思い出しては動画を見ています。有名な2つ(文末)にはすでに日本語字幕がついているので、まだ見ていない方はそちらをご覧ください。
今回こちらのYoutube動画を見つけ、いくつかの翻訳機能の助けを得ながら訳してみました。ご感想などいただけたらうれしいです。
How To Overcome Perfectionism and Shame | Brene's Brown One of The Best Speeches Ever(12:04)
完璧主義と羞恥心を克服する方法|ブレネー・ブラウン 史上最高のスピーチのひとつ(拙訳)
私たちのチャンネルへようこそ!
ここでは、メンタルヘルスを改善するためのツールと洞察を提供しています。今日は、Dr. ブレネー・ブラウンが、極端な完璧主義と恥を克服する方法についての洞察を共有しています。ブラウン博士は、ヴァルネラビリティ(脆弱性、心のもろさ、弱み)、勇気、そして恥に関する研究で知られる著名な研究者、著者、講演者です。もしあなたが完璧主義や恥に悩んでいるなら、このビデオは必見です。それでは、ブラウン博士の専門知識から学んでいきましょう。
完璧主義:20トンの重さの盾
ブラウン博士は、完璧主義を「20トンの重さの盾」と表現しています。それは私たちが傷つけられないように自分を守るために身につけているものです。しかし、その盾は私たちを守るどころか、本当の自分を見られることを妨げてしまいます。完璧主義は非常に中毒性が高く、恥と深く結びついています。
恥(羞恥心)とは何かを理解する
恥とは、自分には欠陥があり、愛やつながりを得るに値しないと信じる大きな痛みを伴う感情です。特定の行動について悪いと感じる罪悪感(「私は悪いことをした」)とは異なり、羞恥心は自分自身について悪いと感じることです(「私は悪い人間だ」)。恥は人生全体を規定し、人々に自分は価値がなく、不十分であると感じさせます。
セルフコンパッション(自分への思いやり)の役割
セルフコンパッションは、完璧主義と恥を克服するために不可欠です。ブラウン博士は、愛する人に対して示す優しさと理解を、自分自身にも向けることの重要性を強調しています。セルフ・コンパッションを実践すれば、人間であること、間違いを犯すこと、喜びも悲しみも経験することを自分にゆるすことができます。
完璧主義の危険性
完璧主義は最も危険な防御策の一つです。完璧に見えるような振る舞いを努力することで、自分を評価、非難、失敗から守ろうとします。しかし、完璧であることは不可能なため、これを追求することは羞恥心や不全感につながります。ブラウン博士は、完璧主義が真の卓越性と充実感を達成する上で、大きな障害であると指摘しています。
平凡な瞬間を受け入れる
私たちはしばしば特別な瞬間を追い求め、平凡な体験の中にある幸福や喜びを見過ごしてしまいます。ブラウン博士は、深い喪失に直面した人々へのインタビューから得た洞察を紹介しています。このような人たちは、壮大な出来事よりも、シンプルな日常の瞬間を懐かしむことが多いです。このような平凡な瞬間の価値を受け入れることは、人生への感謝の気持ちが高まり、完璧主義の傾向を減らすことができます。
責任と感情の自覚
責任を持つことは重要ですが、それにはヴァルネラビリティ(脆弱性、心のもろさ、弱み)と感情を自覚することが必要です。他者を辱めるのではなく、学習と成長を促す方法で責任を持たせる必要があります。自分の感情を理解し、名前を付けることで、より意識的に自分の価値観に合わせた応答を選ぶことができるようになります。
自分自身とのつながり
自分の体と、感情に対する身体的反応を理解することは重要です。恥やその他の感情による身体的な変化を認識することで、より効果的にそれらを扱うことができます。また、豊かな感情の語彙を発展させることで、自分の感情をナビゲートし、より賢明な選択をすることができます。
ブレネー・ブラウンさんの有名な2つの動画
ブレネー・ブラウン:傷つく心の力
ブレネー・ブラウン「恥について考えましょう」
https://www.youtube.com/watch?v=psN1DORYYV0
わたしは、NVCとマインドフルネス、からだのワークを3つの柱としていますが、ブレネー・ブラウンさんのお話、本には深く共感しています。ご本人の明るくユーモラスなお人柄も大好きです。
#ブレネーブラウン #ヴァルネラビリティ #恥 #羞恥心 #セルフコンパッション #感情 #完璧主義 #勇気 #BreneBrown
応援ありがとうございます! 生き心地のよい世界を目指して、マインドフルネス、NVC、からだのワークの実践とシェアをしていきます。