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ほんの少しの優しさを

どこかで聞いたようなキャッチコピー?

そうなんです。この「ほんの少し」って言うのが大事だと
思うんです。大げさじゃなくて「ほんの少し」ね。

困った様子の人や具合の悪そうな人を見た時に
なんて声をかけますか?
「大丈夫?」「大丈夫ですか?」が普通ですよね?
人間の言語反射として、こう言われると
「大丈夫です」って答えてしまう
事が多いんです。
せっかく、助けてあげなきゃ!とか手伝えることがあるならって思って声をかけたのにね。
声かけを少しだけ変えてみるといいんです。
「どうされましたか?」とか「なにか?あったの?」とか
相手が答えなくてはダメなように誘導の言葉にするんです。
これで、寄り添える状態になります。

家庭でも同じです。
「手伝おうか?」じゃなくて「手伝うよ」なんです。
これで、手伝ってほしい人は頼みやすくなるんです。
質問調にすると、相手に判断させることになりますから
負担が掛ってしまうんです。「手伝うよ」は自分の意志表示
になるので、相手は「ありがとう」
ってなります。

二者択一の選択をするとき、そんなに乗り気でなかったり
すると「どっちでもいいよ」って答えてしまいますよね?
相手に無関心だという事が伝わってしまって気まずくなる。
できるだけ、自分の意志をはっきり伝えるのがベストです。
「こっちがいいな」だけで、意思の疎通ができて笑顔で
会話もスムーズに進むようになります。

残業などで、疲れた人を見たりすると声をかけますよね?
労わろうという気持ちから「無理しないでね」と
言ってしまう事が多いのですが、言われた方は疲れが倍増
するような気持になります。
「早く終わるといいね。そのあとはゆっくり休んでね」って言うとどうですか?
頑張って早く終わらせてゆっくりしよう!って
なりませんか?頭の中で終わらせてゆっくりくつろぐ姿が
イメージしやすくて順調に終わらせることに
繋がります。

日本語は同じ意味合いでもいくつもの言い回しや
言葉があって、面倒だと感じる場面もありますが
選択肢がある言葉って便利なんです。
自分の気持ちを相手に伝えやすくもなります。

せっかくいろいろな言葉や言い回しがあるんだから
いろんな場面で、自分でチョイスした表現を楽しむのも
ありですよね?
会話を盛り上げたり、コミュニケーションをうまく
取れたり、思いやりを届けられたり。

今日も笑顔で過ごしながら、言葉を選んで楽しみましょう!
素敵な一日を!🙋





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