正解がわからない。
今日、初めて自分でモンブランを買った。近所にあるケーキ屋さんのモンブランがインスタなどでも話題になるくらい有名らしく、この街に来た時から気になっていた。
ちょうど大学の授業が一つもない、いわゆる「全休」だったこともあって、買い出しの帰りに、例のモンブランを買いに行ってみた。
お昼ご飯を軽めにして、ついに箱からモンブランを取り出してみる。うん、確かに美しい。見た目がとても綺麗だ。ただ、モンブランといえば、どのモンブランも上に栗が乗っかっているものだと思っていた、これはそうではないらしい。
お皿に乗せてみる。もっと、アフタヌーンティー専用みたいなおしゃれなお皿なら、このモンブランも映えただろうに、、。少しモンブランに申し訳なかった。
満足のいく写真も撮り終わって、ようやく食べる時がやってきた。いざフォークを差し込んでみる。あれ、モンブランって丸いけどどうやって食べるんだ、上から?それとも縦に食べていくのか?色々考えつつも、記念すべき一口目を運んでみた。うん、甘い、美味しい。食べ進めてみた。中に生クリームが見え、底にはメレンゲがあった。ふむふむ、モンブランってもういう仕組みになっていたのか。
結論から言えばとっても甘くて、確かに美味しかった。だけど、私が思い描いていたモンブランはもう少し栗の風味の主張が強かった。何が言いたいかというと、、。
「美味しいモンブラン」の定義がわからないので、判断できない!
美味しくなかった、というつもりは全くないのだけれど、モンブランについてはその見た目しか知らなかったので、割ってみて驚いた。栗自体の味の方が甘味より強いだろう、と予想をしながら食べたからか、とても甘く感じたモンブランだった。それとも、最近あまり甘いものを食べないようにしていたからだろうか。
今度、両親が東京に遊びにきてくれる。母はモンブラン愛好家で、クリスマスケーキもモンブランバージョンにしようというくらい好きらしい。(だけど、毎年予約が遅くて、結局品切れになっている、残念)だから、今度2人が遊びにきた時には、3人で食べて、2人の感想も聞きたいなぁ、って思いました。
かなり前の話だけど、両親の新婚旅行はヨーロッパだったとか。フランスでは有名なアンジェリーナっていうお店のモンブランを買ったけれど、甘すぎてギブアップしたというお話を聞きました。(あれ、それは新婚旅行じゃなくて、母が妹と旅行に行った時だっけ。)日本にも同じお店ができたけど、こちらでは日本人の好みに合わせて少し味が調整されているみたいです。
今日のモンブランを通して「この秋は色々なモンブランに挑戦してみたいなぁ」って思いました!そしたら、モンブランの楽しみ方がわかるかも。
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