自分のために、ご機嫌でいること
最近、上司の機嫌が悪い。
他セクションへ、グッバイバイした仕事が、なし崩し的に、2割増しで、カムバックしている。飼い主含む、兵卒軍団は、「仕事だから」という、魔法の言葉を唱えながら、敗走5歩手前くらいで、短距離選手並みに、ピンの鋭利なスパイクを地面に突き刺し、踏ん張っている。
いつか、平穏な日々が戻ることを祈りつつも、身も心も、一切の余裕がない。ホタルノヒカリを流して、涙ながらに、お別れした仕事たちが(うれし涙だったかもしれないが)今日も、我が部署に、ネクタイ締めて、出勤している。ちょ、おま。どうしてそうなった。
余裕なし兵卒軍団から、さらに、余裕を搾取しようとしている、刹那の心苦しさと、ご自身のキャパシティーのスモールさ(急なルー)が、不機嫌に、拍車をかけているのだろう。
平日5日間×8時間以上、顔を合わせる人間の不機嫌さは、QOLに影響する。おかげさまで、わたしの機嫌も、すこぶる悪い。歩道側へ寄らずにすれ違おうとする、ヴェルファイアとか、すんげぇムカつく。ドアミラー閉じないで駐車する、隣のプリウスとか、民度を疑う。
そして、強迫症の症状が、顕著に、出てしまう。出勤前に、ヘアアイロンの電源が切れていることを、5回、指差し確認して、玄関の施錠は、車から降りてまで、3回確認した。
すれ違うヴェルファイアに、車内で、暴言を吐きながら、これではいけないと思った。自分のために、ご機嫌でいなければいけない。と心から思った。無作為な愛想は、ひどく疲れるから、適度なユーモラスを散りばめて、周りをクスっとさせておけばいい。名案だ、ノーベル平和賞受賞案件だ。
下手に出すぎると、相手は、付け上がる。「この人、何者」という不気味感を残すのは、大事。
やっと来た週末。今週末は、愛亀帰省の準備と、写真スタジオの作成に、勤しむ。愛亀にとっては、万年、シモベで、いさせてください。