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緑めがけていくと大体ケロッピー|亀をたずねて三千里
今では、亀グッズ収集のパイオニアと目される飼い主であるが(続けよう)、愛亀に出会うまで、亀と接点を持つ人生など、想像もしていなかった。まずここに、愛亀との出会いを手繰り寄せた運命と、この出会いに携わってくれた全世界の関係者に感謝の意を表したい。
そして、亀ビックラブな飼い主との幸運な亀生を手繰り寄せた愛亀サイドの関係者、親兄弟、3代先の祖先、ミシシッピ川にいる親戚、バイデン大統領から、感謝の意を表されても、決して悪い気はしない。無下にしないぞ、ビコーズアイムビックラブ。
御冗談はこの辺にして、飼い主、愛亀と暮らすようになってから、亀グッズに対して、非常に敏感になった。カプセルトイはもちろん、置物、ぬいぐるみ、タオルに至るまで、亀がモチーフになっているグッズは、全部欲しい。
とはいえ、拙者、シガナイ地方在住OL「金に糸目を付けず、片っ端から亀グッズを買い漁る」「これぞ踊り食い」など到底できない。
それに、これほどまでに尊い亀グッズは、全世界へ平等に行き渡るべきだという博愛の信念を持っている。買い占めることなどしない。
なので、亀グッズを探しに街へ繰り出すことが休日の一大イベントと化し、買うかどうか悩む時間が一番楽しくて、お会計を終えた後こそ「仕事頑張って良かった…」と思える瞬間なのだ。
亀グッズ 世界に少なすぎる件
飼い主は、声を大にして言いたい。どうして、パンダやウサギやヒヨコは、積極的にタオルの柄として採用されるのに、亀は採用されないのか。御社も御社も、そこの御社も、採用基準を問いたいのだ。
卵から生まれて四足歩行の変温動物ということを除けば、骨も内臓もあるし、肺呼吸だし、瞬きもするので、パンダと遜色ない。(分類の根幹を揺るがす)
むしろ、黒目がちなところなんて、パンダにそっくりだ。それでいて泳げるのだから、むしろ勝っている。
世界はパンダであふれてる。そろそろパンダグッズの飽和に気付いて、いち早く亀業界に参入してほしいものである。
ところが最近、亀グッズを見つけるコツ、なるものを掴み始めた。グッズ化した亀を見つけたのだ。
1, まいぜんシスターズ|マイッキー
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まいぜんシスターズとは、YouTubeでゲーム実況をしている2人組クリエイター。(マインクラフトの実況動画を撮っているらしい)
そこで登場する3つのキャラクターのうちのひとつが、こちら、亀のマイッキー。
ビレッジヴァンガードの目立つ位置に、このキャラクターたちが陳列されるようになった。「キャラクター感が強すぎて、本物の亀好きには好かん」と素通りしていたが、今度は、ゲームセンターのUFOキャッチャーで見つけた。
数百円で取れるなら許してやろうと、ゲームスタート。ここだけの話、飼い主は、ひとりでゲームセンターに行くくらい、UFOキャッチャーが大好きだ。
幼少期の頃は、1プレイ200円とか300円だった気がするが、今はほとんどが1プレイ100円。小さい頃は、なけなしの1,000円を使っても、結局手ぶらで帰ることの方が多かったが、幾千の年月を経て、会社員に転生を遂げた飼い主。
集客狙いも相まって、昔より取りやすくなったUFOキャッチャーを前に、飼い主の小銭は尽きない。
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この出会いを皮切りにして、止まらなくなったマイッキー収集。あんなにキャラクター感が強くてウンチャラ、もっとリアリティ見せろウンチャラ、お前の本気はそんなもんかウンチャラって言ってたくせに、気付いたら増えるマイッキー。
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しまむらに立ち寄ったら、まいぜんシスターズのアイテムが多数!結構しっかりコラボしているようです。
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(出典:Twitter)
季節ごとにコラボしているようなので、店舗によっては、残っているアイテムが色々ありそうです。小物もたくさん出ています。嬉しいことに、値下げになっているものもあります。今年は、全国しまむら行脚を目標にしようと思います。
2, ミッフィー|カメ
ミッフィーの仲間に、カメがいることをご存じだろうか。名もなきカメ。登場頻度があまりに少ないので、盲点を突くような攻撃である。つまり、ミッフィーがいる場所には、カメが居てもおかしくないのだ。
でも、このカメ結構お高い。
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ぬいぐるみが3,000円弱。ハーフサイズの毛布が2,200円。毛布に関しては、カメはミッフィーのバーターで、ほとんどミッフィーのギャラかもしれないが。なんとも、お高いカメである。
それゆえ、まだこのキャラクターのアイテムはひとつも持っていない。
お客様 見間違いにご注意ください
亀といえば、緑です。いやいや、亀と言ったらリクガメちゃんを思い浮かべる方にとって、「亀といえば緑色」ではないでしょう。
愛亀も緑色ではありません。茶色に灰色を混ぜて、そこに可愛いを足したような色です、それはもうピンク色です。(病院行け)
でも、亀と言って思い浮かべる色は、きっと緑ですよね。「亀を描いてください」と言われて、灰色や茶色やピンク色で描く人は、亀を見たことがないか、もしくは見過ぎているかの、どちらかだと思います。
ということで飼い主が、亀グッズを探すとき、この世間一般の亀常識、つまり「亀は緑色だ」という原則を利用します。つまり、緑色目掛けて、対象物に近寄っていきます。
ミドリミドリミドリミドリミドリm…
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(出典:ディズニー公式)
ミドリミドリミドリミドリミドリミドr…
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(出典:サンリオ公式)
ミドリミドリミドリミドリ…ミドリ…
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(出典:日本テレビ)
なんてことがよくあります。亀探しには付き物ということでしょうか。
何事も、しっかり近づいて、よく見ることが大切ということですね。(何の話)