シンクに置き去りにされるので、てこの原理を取り入れてみた
紅茶派だった私は、最近コーヒー派になった。仕事中はとくに、濃い目のコーヒーがないとなんだか物足りなくなってきた。なので毎朝、コーヒーをマイボトルに入れていくのが日課になっている。
これまで、KINTOのボトルがお気に入りで5年ほど使っていた。
あまりないマットでざらついている表面が好きで、かつ、開け閉めするときの「きゅっ」音が小さいことがお気に入りポイント。
ありそうでない、ベージュのような白も気に入っていて、私の中では殿堂入りしていた。
それが最近、ニューフェイスに入れ替わった。
母がこのボトルを洗おうとしたとき、歳のせいもあり握力が落ちてきたようで「蓋が開けられない」とぼやかれるようになった。きつく締めたわけでもないけれど、母にとっては力が入れにくいようだった。「開かない!」と匙を投げられ、私のボトルだけがシンクに取り残され、自分で洗っていた。
(そもそも自分で洗えよ!と言われそうだけれども、我が家での家事分担の結果なので、悪しからず笑)
そこで!ハンドル付きのボトルに変えてみた。
この商品は「持ち運びやすい!」とか「シームレスせんで洗いやすい!」が一番の特徴だとは思うけれど、私にとっては、ハンドルが大きく、
てこの原理のおかげで握力が弱くても開けやすい
この点に全力拍手を贈りたい!!!おかげさまで母からのボヤキもなくなり、シンクに取り残されずに洗ってもらえるようになった。
「ハンドル付」ボトルは他にもあるけれど、その他にも推しポイントがある。
1つは、KINTOのボトルについている「飲み口」が、無い方が私には合っていた。これは当初気がついていなかったけれど、象印を使い始めて気づいたことだ。
私は「飲み口」があることで油断して傾けすぎることで、中の飲み物をこぼしてしまうことが多かった。ただ、「飲み口がない」というのはコップと同じだ。「飲み口」が無いので中の湯気や冷気が鼻や口で感じ取れるので、傾けたときの中身との距離をなんとなく感じられる(ような気がする笑)ので、こぼすことも減った。
2つ目は、象のマーク。象印やZOJIRUSHIではなく、象のアイコンがひとつだけ。私が使っている濃いグリーンには、鈍いシルバーで描かれているので、尚更目立たない。このさりげない象のかわいさも私にとって推しポイントだ。このボトルだけでなく、象印のSTAN.というシリーズも好きだ。
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物は使う人の年齢や性格、クセによってたくさんの選択肢がある。自分にとっての不動の定番品も、見直してみると今の自分にとってよりいい物に出会えたりする。プロダクトの情報収集はもはや、私のライフワークだ。