客室のビアタップでクラフトビール10ℓ!静岡市用宗のWCBビアホテルに泊まってきた
静岡のビール女子、麦風夢子です。
そんな方におすすめな泊まれるブルワリー、
「THE VILLA& BARREL LOUNGE Mochimune」に泊ってきました。
夫と2歳の娘との家族旅行です。
「THE VILLA& BARREL LOUNGE Mochimune」は全5部屋のミニマムなホテルで、その最大の特徴はなんといっても、各部屋に設置されたビールが注げるタップです。
宿泊者限定のオリジナルビールがお部屋の中で、心ゆくまで楽しめます。
ホテルを一歩出ると海!
道路一本わたった先には温泉もあり、最高の休日が過ごせます。
温泉に浸かって、美味しいご飯を食べて、飲んで、寝て、また飲んで。そんな贅沢なひとときが叶うホテル「THE VILLA& BARREL LOUNGE Mochimune」です。
THE VILLA& BARREL LOUNGE Mochimune の場所
JR静岡駅から名古屋方面に二駅下った「用宗(もちむね)」が最寄駅です。
「THE VILLA& BARREL LOUNGE Mochimune」は用宗駅から徒歩10分の場所にあります。
ホテルの裏手に宿泊客用の駐車場もあります。
お部屋紹介
お部屋は全部で5室あります。
2階に4部屋、1階に1部屋(EL DORADO)です。
実は、客室の名前は全てホップの品種名になっています。ビールへのこだわりを感じますね。
今回宿泊したのは、1番コンパクトな「STRATA(ストラータ)」
壁面の絵は、WCBのオリジナルキャラクターHOP DUDE(ホップデュード)達です。「富士山を見に行こうぜ?」と話しているのかな。
ストーリー性のある壁紙に興味が湧きます。各部屋それぞれに異なる壁画が描かれているそうですよ。
注目の客室内ビールサーバー
ビールサーバーもバッチリありますね。左下の冷蔵庫には缶ビール(有料)もぎっしり詰め込まれています。
ビールサーバーの下はどうなっているかというと、
↓のようにビール樽が設置されています。
「【客室内タップ飲み放題】WCB満喫プラン」を予約すると、宿泊者のためのオリジナルビールが10ℓ楽しむことができます。
冷蔵庫の大きさの関係で、ビール樽は5ℓのため、飲み終わったらスタッフの方に交換を依頼すると、新しい樽を補充してもらえます。
※22時から7時の間はスタッフの方が不在のため、交換のタイミングに要注意。
余ったビールはグラウラーに入れて持ち帰りも可能です。運がよいと、前の宿泊者が飲み残したビールが飲めることもあります(笑)
アメニティ
部屋内のビールグラスも充実。↑の写真の手前から、ホテルオリジナルのチューリップグラス、ダブルウォールグラス、コーヒー用コップです。
グラスをお土産に購入したかったのですが売り切れでした。残念。
コーヒーは豆が置いてあって自分で挽いていれるスタイル。なんとも本格的。
充電器もあります。(type-CとLightningは確実にありました。)
■客室常備アメニティ
ボディソープ ・シャンプー・コンディショナー・スリッパ・タオル・バスタオル・お茶・コーヒー・館内着
※館内着(ナイトウェア)は私が宿泊した時はありませんでしたが、今ではおいてあるようです。
(公式サイトより)
洗面台・シャワー・トイレ
1番コンパクトな「STRATA」のお部屋でしたが、洗面台は広々。鏡が2枚あるので、朝の支度などに嬉しいですよね。
なお、ホテルの客室には浴槽がありません。しかし、目の前に温泉(用宗みなと温泉)があるので、そちらでゆっくり旅の疲れを癒すことができます。
宿泊者特典で、温泉の無料チケットももらえます。
シャワーは、上から水が出るシャワーヘッドと手持ちのシャワーヘッドがついています。
備え付けのシャンプー類は、華やかなお花のような香りがしました。
客室外アメニティ
「The Villa & Barrel Lounge」は客室前の廊下にアメニティがまとめられています。
お水も飲み放題です。永遠とビールを飲み続けると酔いが回って危ないので、適宜お水を飲みながら楽しみましょうね。
本棚にもビール関連の本がいっぱい。個人的にテンションがすごく上がりました。お部屋でビールを飲みながらゆっくり読書も幸せですね。
客室以外の施設
ロビーは吹き抜けで広々とした空間。巨大なオプジェが目を引きます。
写真右手がタップルーム(宿泊者以外も利用可能)、左手(に小さく写っている)が宿泊やテイクアウトビールの受付です。
タップルーム
目の前の大きな画面に、今日飲めるビールの銘柄が映し出されています。
手元にも詳しい説明が載ったメニュー表が。「BEER FRIGHT」という150ml×4種類の飲み比べセットもおすすめ。
16種類全部制覇したくなっちゃいますが、お部屋にもたっぷりビールがあることをお忘れなく(笑)
バレルラウンジ
木樽が壁面にびっちりと迫力のあるバレルラウンジ。ウイスキーのようにビールを樽熟成しています。
15人程度が座れるテーブル席もあり、団体でビールと食事を楽しむこともできそうな空間。
バレルラウンジ、タップルームは宿泊者以外の利用も可能です。
ビールやグッズの販売も。ふらっと立ち寄るお客さんも多くいました。
食事
ここからは「THE VILLA& BARREL LOUNGE Mochimune」でのお食事についてご紹介していきます。
朝食
モーニングは数種類から選べる「ワッフル」
かなりボリューミーなのでハーフサイズ(通常4枚のワッフルが2枚)がおすすめ。
私は「チキン&ワッフル」を注文。
サックサクでプリップリのチキンが美味しい!!サイドにあるグレイビーソースを絡めて食べるとさらにビールに合うお味に。
朝からこんなにガッツリの揚げ物?と思うけど意外とぺろっといけちゃいました。
↑の写真は、ワッフルにつけるソース。フルーツジャムのような味わいでした。
赤と黄色どちらにもビールが入っているそうです(もちろんアルコールは飛んでるので運転する人も安心)
黄色い方はスターウォッチャー(WCBの銘柄の一つ)が入っていると聞きました。赤い方も聞いたけどなんだっけ。知っている方はぜひ教えてください。
デザート系なワッフルも美味ししそうですよね。
単品のトッピングなども選べたので、2歳の娘はワッフルにバナナトッピングにしました。
昼食
ランチメニューも魅力的!なのですが、麦風は漁港近くの海鮮丼を食べに行ったものですから、公式インスタで見て!
The Villa & Barrel Lounge(@wcb_thevilla)がシェアした投稿
ちなみに下の写真は15時ごろにホテルに戻ってきてタップルームで飲んだおやつビールです。
飲み比べできるセット「BEER FRIGHT」
夕食
夕食はTex-Mexを中心としたメキシカンフード!!めちゃくちゃビールに合う。
カウンターでスタッフのお兄さんにおすすめのスタイル(ビールの種類)を聞きながら夕食をいただきました!
ビールは、一杯目から濃厚なスタウト(黒ビール)。
あんみつにかける黒蜜みたいな濃厚な味でした。ビールの概念が変わります。
夕食後はそのまま2階のベットに飛び込んで、寝てもよし!部屋のサーバーのビールを飲み直してもよし!
泊まれるブルワリー、最高です。
周辺観光情報
醸造所見学
ホテルの目の前にあるWCBの醸造所。温泉施設と併設しています。事前に予約すると、醸造所見学が可能です。
用宗みなと大漁温泉
ホテルから徒歩30秒で温泉です。海も目の前。
実は、この温泉とTHE VILLA& BARREL LOUNGEは設計者が同じです。建築家でありWCB設立者のデレック氏です。
建物の雰囲気ちょっと似てるでしょ。
大漁丸(生しらす丼)
THE VILLA& BARREL LOUNGEから歩いて5分くらいのところにある大漁丸。
しらすの直売所で金土日限定で丼が食べられる飲食店もやっています。
透き通る生しらすがたっぷりの生しらす丼。とろ〜っとご飯に絡みつく生しらすが絶品です。
LA PALETTE(ジェラート)
THE VILLA& BARREL LOUNGEからこちらも歩いて5分程度(先程の大漁丸とは反対方向)のジェラート屋さんです。
静岡の厳選食材を使用しています。季節によって入れ替わるジェラートは常時12種類。
大きいサイズのダブルとトリプル、小さいサイズのダブルとトリプルが選べました。
麦風はいろんな種類が食べたいので小さいサイズのトリプルを注文
静岡県産スルガエレガント、あらしお駿河湾深層水塩チョコレート、クレアファームのオリーブオイルの三種。
オリーブオイルってどんな味?と思いましたが、細かく刻んだオリーブの実がラムレーズンみたいな食感で美味しかったです。
まとめ
「THE VILLA& BARREL LOUNGE mochimune」はクラフトビール、特にWCBの世界観にどっぷり浸かれる素晴らしいコンセプトホテルでした。
用宗という地名を初めて聞いた方も多いのではないかと思います。
用宗は穏やかな時間が流れる漁師町です。静岡駅から在来線で二駅しか離れていないのに、田舎にきたなぁと感じられる不思議な土地柄ですね。
日常から少し離れて、ビールと温泉と海に浸りたい方はぜひおすすめのホテルです。