【自尊心が低い?】
コーチの資格を取りたいと、コーチングの講座に参加したことがある。
その講座の最初の授業の時に100程度の質問表を渡された。
回答は割とサクサクと進んだように思ったが、翌日にその質問表を見ながら講師の面談があり、
「あなたは自尊心が低いですね」
と言われた。
「は?私は自分がいちばん可愛い人間で、プライドの高い人間だと思いますけど?💢」
と、半ば腹立ち口調で答えたが、
「質問の回答に自尊心の低さが現れています」
と、断言されて、ちょっとひるんだ。
「私ほど自信過剰な人間はいないというほど自分の言動に自信もありますし、人並みよりは少しは仕事の能力もマシだと思い込んでいますので、自尊心は高いと思っていますが?💢」
と、あくまでも、オノレの自尊心が低いなどと認められず、口ごたえ口調だ。
しかし、講師は断固として断罪する。
この
「人の頼みをを断らずについ引き受けてしまう」
とか、
「自分が出来ると思ったことは、自分を犠牲にしてもたいてい引き受ける」
など、まさにあなたの自尊心の低さを表しています。
自尊心とは、自信が持てずモノが言えないとか、自分をダメな人間だと思うようなネガティブな弱々しいイメージかもしれませんが、あなたのように自分を犠牲にしても人の期待に応えようとする人間も自尊心は低いと言えるのです。
うーむ💦
不承不承ながら、なんとなく思い当たるフシもあり、口答えにだんだん迫力がなくなってきた💦
そういえば、結婚した当初に
父から毎晩のように電話がかかってきて、どーでもいい話しと、ついでに
「あんたんちの晩御飯は何ね?」
などなどどーでもいい電話を切れずに、夫が呆れるのも構わず、オカズが冷めるのも構わず、父の電話の相手をしてしまう自分がいた記憶がある。
そっか〜
幼い頃からの、私の中にあった居心地の悪さはそうして父に育てられた
「自尊心の低さ」にあったのかも?
父の期待に応えようとすることが、
本当に自分のやりたいことをせず、
怒鳴られのが嫌で言いたいことも放棄して成長してきたのか〜💦
後に心臓に毛が生えて、他人からどう思われても平気な老年になってからも、私は
「できません」
と、なかなか言えない。
「やってみます」とか
「努力します」
というのが美徳とか、道を拓くと思い込んでいたが、
それは、コーチング的には
「自尊心の低さ」を表しているのね。
4月から新しい年度が始まる。
今年度は、依頼されたことを、
「出来まへん‼️」
と断固として断り、
惰眠を貪ることにしよう‼️
死ぬまでには自尊心が高くなるかなあ?