ライター長谷川薫

ずっと昔、家族だった人たちと別れ、 ずっと昔、夫婦だった人と別れ、 今だに見えない未来に向かっている。 海の向こうに何かがあると信じて航海に出発したコロンブスは私の祖先だったに違いない。

ライター長谷川薫

ずっと昔、家族だった人たちと別れ、 ずっと昔、夫婦だった人と別れ、 今だに見えない未来に向かっている。 海の向こうに何かがあると信じて航海に出発したコロンブスは私の祖先だったに違いない。

最近の記事

新しい人生のパートナーと免許証

ご無沙汰しております。 京都へ帰れず、鹿児島に引きこもっているハセガワですが、このところパソコンの不調で、しばしば作業中断に悩まされています。 移動の多い仕事のパートナーで欠かせないのが 「丈夫で軽いノートパソコン」ですが、代々4〜5世代使ってきたのが衝撃に強いと言われた「Let's note」 しか〜し、老年に突入してからは、 移動キャリーケースの20kgの重さもあり、体力的に軽いものが欲しいと「VAIO」に変えてから、2世代目。 ところが、ところが、 軽いだけにバッ

    • 【インド人もビックリ‼️」

      わたくしは 南国生まれなのに夏が大嫌い、 あの燦々と照りつける太陽が大嫌い ついでに言うと、朝日が嫌い、 朝起きてベランダを開けて、 輝く朝日が燦々と降り注ぐと、 シャーッと遮光カーテンを閉めたくなる そんなことを言うと大抵の人に、 「え〜‼️朝日がいちばん素晴らしいじゃないの?朝日は精神的にも身体にも良いのよ〜‼️」 などと説教される。 ほっといてください、 嫌いなものは嫌いなんです。 今週月曜日火曜日と東京で仕事だった。打ち合わせが終わった後は、 ジュエリーの

      • 【魚釣りと恋は似て非なる】

        6月に入ってから良型の鮎が釣れはじめた。 先週は、昨年からハマって通っている彦根の犬上川に鮎の餌釣りに行き、 釣り師匠と併せて110尾。 塩焼きでパクパク頭から食べる小ぶりの鮎の美味しいこと! 昨日も、次回釣行のためにすり鉢を買い(ちなみに料理の為ではありまへん)セッセと釜揚げ生シラスをスリスリしながら、鮎が鯉のぼりのように連なって釣れるルンルン妄想に耽りながら、これがまた楽しいのなんの🎵^_^ ただ、昨日は、 すり鉢スリスリしながら、ふと気づいてしまった! 「なーんか

        • 【オンナの勘】

          コロナで中止が続いていた同窓会が、最近復活していますが、同窓会と言えば警視庁組織犯罪対策部、いわゆるマル暴に勤務していた同級生を思い出します。 彼は高校の同級生ですが、学生時代は柔道部のキャプテン、当時は女の子と口もきいたことも無いという硬派で、見るからにマル暴対策本部風です。 東京での初めての高校同窓会を企画したときにはまだ捜査一課の勤務で、 「警視庁捜査一課の○○です」と、 ピーポ君のイラスト入り名刺を配り、 バシャバシャ写真を撮ってくれたのですが、そのカメラに「捜査

        マガジン

        • 京都
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        記事

          【オシメと婚活】

          女性が釣りに出かける折、 最大の懸念はトイレの問題です。 堤防をずーーっと歩いて、先端まで数百メートル何も無し。 釣り場としてはとても魅力的な場所だけど、はて、トイレに行きたくなったらどーすんの?💦 男性は、太平洋や日本海に向かって 盛大に立ち◯◯◯すればいいけど、 いちおう女性たるワタクシは、 盛大に座り◯◯◯というワケにはいきまへん💦 そこで活躍するのが、近ごろ素晴らしく優秀な「オシメパンツ」です。 昨年3月に鹿児島の錦江湾で、 釣り師匠と釣り船長の所有する小型の

          【オシメと婚活】

          【生きてるだけで精一杯】

          今年は 京都も市内各地でいっせいに桜が咲いて あちこちでお花見を楽しんだ🌸 ついでに、どこもかしこも観光客でいっぱいなので、昨日は滋賀に避難して、 タナゴ釣り🎣に出かけた。 タナゴ釣りは、江戸時代から続く風雅な釣りで、あちこちの水路などを探すと、たまーに婚姻色の綺麗なオスのタナゴと遭遇する💕 食べる魚釣りではないが、一昨年に初めて綺麗な婚姻色のタナゴを釣り、 水槽で飼い始めてからアクアリウムにもハマり💦またまた道具の増えたこと。 昨日は琵琶湖近辺の水路でタナゴを探しま

          【生きてるだけで精一杯】

          【自尊心が低い?】

          コーチの資格を取りたいと、コーチングの講座に参加したことがある。 その講座の最初の授業の時に100程度の質問表を渡された。 回答は割とサクサクと進んだように思ったが、翌日にその質問表を見ながら講師の面談があり、 「あなたは自尊心が低いですね」 と言われた。 「は?私は自分がいちばん可愛い人間で、プライドの高い人間だと思いますけど?💢」 と、半ば腹立ち口調で答えたが、 「質問の回答に自尊心の低さが現れています」 と、断言されて、ちょっとひるんだ。 「私ほど自信

          【自尊心が低い?】

          【階段落ちと渇愛】

          新撰組のハナシではありません。 池田屋でも蒲田行進曲のハナシでもなく、 2月中旬に、階段を4〜5段ほど踏み外して、階段落ちしました。 自慢しますが、 ケガも病気もしたことが無く、 病院との縁はこの数十年両親の付き添い以外ほぼ皆無でしたが、 この度、脳神経外科やら整形外科やらで、MRIを撮ったり、レントゲン、CTなどを撮ってもらいました。 たかだか4〜5段の階段落ちでしたが、足首捻挫はすぐに回復したものの、グルングルンのめまいや、吐き気、胸部激痛がなかなか治らず、 鹿児島

          【階段落ちと渇愛】

          【備忘録2】

          【死に方は選べない】 叔母は、年が明けて齢84歳になったが、 「生きているのがシンドイシンドイ」 と言う。 さらに、常々 「私は病気になっても絶対に治療なんかしない。生命維持装置も絶対に付けないで、と息子に再三言ってある」 と言う。 10年前に亡くなった私の母も、 常日頃口癖のように 「お母さんはもう充分長生きしたから、延命治療だけはしないでね、ね、管に繋がれたまま死にたくないから」 と、しつこく同じ事を言っていた。 ところが、母は老いてもまだ元気な83歳のある日、妹の

          【熟年の婚活バナシ】その1

          男と女の話しです。 好きだとか愛してるとか、そんなものからはもうとっくに離れて枯れて、 分別のある年齢になっているはずなのに、枯れていないんだなぁ、これが 老年オトコとオンナ。 ある時、夫に 「離婚したい」と言われた。 「は?何言っちゃってんの?」 とポカンと口を空いて(正確には電話口で)聞きなおしたが、 「俺も老後を考えて1人になって、ゴニョゴニョ」 などとワケのわからんことを言っている。 どーも怪しい‥ 「誰か居るの?」 聞いてみても 「そんなの居ない

          【熟年の婚活バナシ】その1

          【飢餓感と承認欲求】

          長い間彫金を習っていたので、授業料を取り戻そうとジュエリーリフォームの仕事もしている。 今日は長いお付き合いのお客さんにランチを兼ねたリフォームネックレスの納品だったが、私のジュエリー仕事のお客さんはほぼ100%が主婦層だ。 今日は、彼女と共通の知り合いの女性Aさんが昨年暮れにガンで亡くなった話から、 Aさんは高い宝石やブランド物を買い漁り、さらに海外旅行にあけくれて、幸せそうに見えたけど、実は旦那さんにはABCと3人の愛人が居て、あまり家に居つかず幸せではなかったようだ

          【飢餓感と承認欲求】

          【三丁目の夕日と捨てられない物】

          昨日から鹿児島にきています。 1月に実家の名義変更が片付いたので、今回の鹿児島は、 「寺田倉庫に預けっぱなしの自分の荷物を盛大に断捨離する」 のがミッションで、預けっぱなしで「見なかったことにしていた段ボール」10箱を取り出した。 おかげで、鹿児島での仕事の拠点にしている小さなマンションは一部屋を段ボールに占領されて、仕方ないので、ワンルームと台所で暮らしている💦 ところが、初日の朝からそれを出したり入れたり、開けたり閉めたりばかりで、何だかな〜💦 ちっとも断捨離ミ

          【三丁目の夕日と捨てられない物】

          【京の魑魅魍魎】

          先日「京都歴史彩館」なるところで、面白い講座を受けてきました。 菅原道真がテーマの講座でしたが、同志社女子大学名誉教授の朧谷教授のお話しの面白いことと言ったら(笑) そもそも、私が10年前に 「そうだ‼️京都へ行こう‼️」 と京都へ移住してきたのは、 「京の魑魅魍魎になりたい‼️」と、 本気で思ったからだ。 日本三大怨霊の 「早良親王」 「菅原道真」 「崇徳天皇」は、今では祟りを恐れた、時の天皇によって神様に格上げされ、それぞれ 「崇道神社」 「北野天満宮」 「白峯神宮

          【京の魑魅魍魎】

          【東京】

          東日本大震災をキッカケに2013年に 京都へ移住してからまもなく12年目に突入します。 たまに、だいたい月に1度仕事で東京へやってきますが、本日も晴れ渡った空に富士山を眺めながらやって来ました東京‼️ しかし、やっぱり東京って若者の街だわ💦 東京、横浜で暮らしておよそ30数年、東京駅から横浜の自宅に帰るのに、シンドイと思い始めたのが、 熟年から老年に突入しようとした頃。 京都へ移住して、何が良かったって、とにかく街が小さくて生きていくのが楽。 お年寄り向けの街、と言っ

          【家族】

          2024年が始まった。 暮れに父が亡くなり、父の居ない鹿児島へ行くのは初めてだか、今までと何の変わり映えもしない移動日。 思えば毎月の鹿児島通いが始まったのは2004年。 今年は20年目に突入する。 10年前に母が亡くなり、暮れには父も旅立ち、実家は東京の妹に譲るので、鹿児島には、寄る辺が失くなる。 「お父さんがもうおられないのに、 鹿児島へ行くの?」 そう尋ねられたので、 「仕事があるから」 と答えているけど‥、ずっと昔小さな家族だった人たちが誰も居なくなった鹿