【塾へ行かず、コネがなくとも幼稚園受験を突破できる方法・3】幼稚園面接の猛特訓スタート
「そうじゃないのよ」
「えー」
とうとう幼稚園面接の猛特訓が始まりました。
「えっ?なにがそうじゃないの?」と、さっぱりわかっていない僕。子供を寝かしつけた時間から始める幼稚園面接の特訓。明日の会社の会議も気になっているけど、寝つきの悪い子供を寝かせると11時ちかくになってからの面接の特訓です。それから始まる容赦ない面接という名の千本ノック(笑)
面接というのはその人間(つまりは親)がこれまでどう生きてきたのか、どういう価値観をもって人生なるものを運営してきたのかがダイレクトに問われます。
それと大事なのが受験する、この幼稚園でどういう幼稚園生活を送っていこうとしているのか?というビジョンですね。寄付をどれだけできるかということもある程度重要な要因となる幼稚園もあるのかもしれませんし。
そもそもにおいて僕の息子の場合は、幼稚園受験が所詮付け焼刃なのでそこのところはどうしようもなかったのです。
幼稚園を受験させる親は子供が6か月くらいの時点で0歳教育の塾に放り込んでしまいます。もう生まれついて早々にそういう教育を施してしまう。
要は「こどもらしい」天真爛漫である時間を奪ってしまい、早く大人らしい子供にしてしまうという無理を子どもに強いてしまいます。
子供の個性をのびのび伸ばしてあげるのではなく、さっさと聞き分けだけは良い子供を塾に作ってもらうということでしょうかね。
そこから幼稚園の特性に応じたカスタマイズをしていきます。そこには慶応幼稚舎、青山学院幼稚園、東京女子学院幼稚園などそれぞれ幼稚園に合わせた塾があるのでそういった情報を集めて塾を決定していきます。
幼稚園入試は、親の面接、子供が指示動作ができること、簡単な質問の受け答え、行動観察などで行われます。母子分離が出来ており、子供に自立的な態度が身についていることが基本。
就学前児童なので、基本的にひらがなや数字の読み書きが出来ないことを前提としています。なのでその試験は幼稚園生活を送るうえで必要な力が身についているかを確かめるものであり、知能指数(IQ)とは直接の関係性はないと言われております。
子供の試験結果と受験合否は連動しているもの、必ずしも一致しません。課題の成績が良い子を上から順に合格者を決めていくのではなく、園の考え次第でまるで扱いが変わるのが幼稚園受験。だから、釈然としない後味のわるいことになりかねないことに。。。(苦笑)
そもそも幼稚園に入る前の子供なのでできることは限られており、園によって考査の内容は微妙に異なりますが、倍率による難易度の差はあれ、考査の難易度が劇的に違うということは少ないと言えるでしょう。
その結果、子供の考査よりはるかに親の考査の方がウェイトが大きく、「幼稚園受験は親の受験」と言われることもあります。
幼稚園の募集人員は少ないことが多く、まさに狭き門!
どんなに準備を入念に行っても不合格となってしまうことが珍しくないことはご理解していただきたいところですね。
3年保育で失敗した場合は2年保育で再度受験をしたり、幼稚園受験を諦めて小学校受験で再チャレンジしたりすることもよく見られますが、その合否は親同士のトラブルにもなりかねません。うちだって受験のあとで急に口をきかなくなったりするケースが何件もありました。そんなに入りたきゃ、2000万で売ってやるよ!と思ったりもしましたが(笑)
「当園の志望動機をお聞かせください」と面接官に扮した妻が僕に訊く。
「はい、先日幼稚園の説明会に行かせていただきました。そのときに1年の行事をまとめた映像を拝見したのですが、園児たちの生き生きとした表情がとても印象に残りました。」
「その中に自分の息子がいることを考えたら…」
僕はその時の感情を思い出して思わず涙がこぼれてしまった。僕の頭の中では息子が僕の名前を呼ぶ。その幼稚園の制服を着て。
「はい、アウト」
「え?」
「面接で泣くなんてダメ。それに子供の幼稚園の面接よ、親のメンタルが疑われるわよ!」
「厳しいなあ」
「やると決めたんだからガッツリとやるわよ」
その日は夜中の2時までお受験の面接対策を立てました。そのときに僕らが色々と考えてみたことをこれからまとめていきます。
◎その受験する幼稚園に対して提案や異議申し立てをしようと思わないこと。
向こうは少なくとも教育のプロ。こちらが親というだけで教育のド素人がその幼稚園に対して提案や異議を唱えるなどもってのほかであるということは肝に銘じたいですね。これは結構意識が高い親がやりがちなことなんです。
たとえば「最後に当園に対してなにかありますか?」などの問いに「ああ、そういえば…」とばかりに不備のあら捜しをして、逆に本当にイタイところをついてしまうパターン。これは絶対にやめましょう。当たり前ですが、面接官に喧嘩を売っておいて合格なんてできるわけがないですから。胸倉をつかんでおいて「入園よろしくお願いしまーす!」とはどの口が言えたことかと思います(笑)
ただ、これには正解があります。詳しくは下記のこちらまで!!
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【塾に行かず、コネもなく幼稚園受験を突破できる方法・20】お受験回答例 親の面接スタート!|コッキンポンコ|note