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いやいや病院に行った 日記12/1~12/3

 おこんにちは。日記です。
 前投稿と日にちが前後してますが、これもまた素人日記のありふれた間違いとして御寛恕東夷伝…

12/1  日
 12月が始まった。一年の終わりの始まりである。振り返れば11月はほとんど体調不良で、どうなってんねん!と自分の免疫につっこみたくなる日々だったが、免疫だってボケてるわけじゃないだろうし、つっこむ方の理性の私も覇気がなく、初戦敗退である。

 昨夜は夜中に起きてなぜかキッチンに残っていた手羽先を食べて具合がますます悪くなった。理性もやられている。体調が悪いせいで日中横になってうつらうつらと休み、そのせいで夜中に起きてお腹が空いて、自棄になってわけわからんものを食べる、という最悪のループ。

 午前中は子供の歯医者があるので、生木を裂くようにベッドから体をメリメリと剥がし(比喩の濫用)、ヨタヨタと準備。しかし娘は支度を断固拒否した。結局間に合わず。オイコラ、と詰め寄ってものすごい怒る。こんなに時間を守れないのはどうしたものか…ワイは途方に暮れた。歯医者に電話をしたら、あとから時間を作ってくれるとのことで、ありがたいとスマホを耳に当てながら何度も頭を下げる。

 ヘコヘコと遅れて歯医者へ。機嫌を持ち直した娘はヘラヘラ。今日は娘の矯正相談だというのに…。さて、娘の歯をしっかり見てもらったところ、なにやらいろいろ問題がありそうだった。反対咬合、つまり下の歯のほうが若干前に出いていて、このままいくとシャクれてクッキングパパのようになるかもしれない…ので矯正を検討することにしたのだった。通常の歯科健診時に矯正を勧められ、別途予約を取って専門の先生に診てもらう必要ありとのことで今日の診察だったわけだが、矯正専門医が言うにはすぐに本格的な矯正を始めるというよりは、顎の使い方や口まわりの悪癖を直すマウスピースから始めるのがよさそうとのこと。そういうものなのか~。加えて、娘には「矮小歯」と呼ばれる超!小さな歯があって、これもまた将来的にどうするかという問題があるようだ。治療が必要なのかどうかはまだ不明。そしてさらに奥歯の1本が、他の歯よりちょっと低いらしく、下に永久歯がない可能性がありますと。

 ギクリ。というか、やっぱり?という気持ちでした。なぜなら私もそうだったからです。実は私はまだ、乳歯を1本、大事に使っているのです。

 歯の問題は遺伝することが多いと聞いて、その説は真偽不明ではあったものの、娘の歯については気を付けてあげようと思っていたのでした。だから定期健診もマメに行き、日々のハミガキも丁寧にするようにしたし、小学2年生の今も仕上げ磨きをして、丁寧に磨くと同時に観察もするようにしています。

 やっぱりなー!って感じです。私の歯の悪いところ遺伝しているんだなあ。本当に永久歯がないかどうかはレントゲンをしてみないとわからないとのことでしたが、覚悟してます。

 思えば、私の子供時代は今より歯のメンテ意識が低かったと思います。歯科検診は主に学校でやっていて、学校から「虫歯の疑い」との紙を貰えばそれを持って歯医者さんに行く、というのが普通だったように思います。定期的にフッ素を塗っていた覚えもない。これはうちの実家が田舎ということもあって歯に対する意識が低かっただけかもしれませんが。

 そんな歯のメンテに対してぬるい態度で育った私は、虫歯になった1本の乳歯について「治療しなくてもそのうち抜けるからいいよ」と言われ続け、しかし数年たっても虫歯が進行した乳歯は抜けず、歯医者さんはそとのときになってやっとレントゲンを撮り「あ、永久歯なかったわ」と言ったのでした。そして慌てて進行した虫歯をたくさん削って目立つ銀歯を装着しました。因みに、永久歯がないというのは100人に一人くらいの割合らしいです。1パーセントって低いようにも思えますが、1学年に1~2人はいる計算になるでしょうし、あり得ることとしてもっと早く検査してくれていればよかったのにな…と思います。

 私は今も、かぶせ物をした乳歯で食べ物を噛んでいます。乳歯は柔らかく、根も浅く、虫歯にもなりやすいので、この先どのくらい現役選手として私の食べ物を砕いてくれるかわかりません。すでにすこし虫歯になりかけていている可能性があるらしいのですが、治療をすることに歯が耐えられないかもしれないので手を出しにくいと歯医者さんは言っていました。

 こんな面倒な特性を引き継いじゃったのか、、と思うと娘に申し訳ない気もしますが、早めに見つかって処置できるならかつての私よりはマシでしょう。

 やれやれ、娘は元気で健康、今のところ遅刻癖以外は生活も順調で、年に数回風邪を引く以外は頑丈な身体を持って飛び跳ねている。歯くらいなんですか!

 …しかしこれから歯にかかる費用と時間を思うと今日だけはゲンナリさせてくれ。本人が気になるなら大人になってから自分で矯正・治療させるという方法を取る親御さんもいると思うし、その方法もありかなと思うのですが、夫と話し合った末、歯に関してはできることをしてあげることになりました。

 この先の面倒を想像してため息をつきながら帰宅。体調も心無しか悪化。横になって休んでいたら娘が米粉でパンケーキを作ってくれました。全部ひとりで作った!すごい!しかも美味しい!成長すごいな、、、もちもちした素朴でおいしいパンケーキをもぐもぐしながら、感動。

 パンケーキのおかげか、その後も横になりながら見ていたレインボー池ちゃんの美しチャンネルのおかげか、夕方にめきめき元気になって、掃除や洗濯、整理整頓に精を出す。床も磨き上げて、水回りも綺麗にした。具沢山の味噌汁を作って、雑穀米を炊いて、体にちょうどいいご飯を作った。お風呂にゆっくり入ってスクラブでケアしたり、パックをしたり、美顔器も久しぶりに使った。サプリも飲む。急に自分の生活と美容を整えたら、どんどん動けるようになった。回復の兆し。そういえば今日は坂口恭平さんの「継続するコツ」を歯医者待ち時間に少し読んだだけだ。

12/2 月
 日々、目標やその進捗状況なんかを報告し合っている友人が12月のテーマをシェアしてくれた。とてもいい内容で、私も大いに発奮。
 出勤後、午前中はミーティング2本。回復の兆しに喜んで発奮大魔王だったが、しかし咳はゴッホゴッホと続いている。鼻水も止まらない。さすがに続きすぎだろ、、、ティッシュ足りなくなってトイレットペーパーで鼻かんだら真っ赤だよ。季節感~。たまらん、病院に行こうと決意。ネットで調べたところ、私の症状は副鼻腔気管支症候群ではないかと思い当たる。副鼻腔炎はしょっちゅうなるし、そのたびに気管が苦しいほど咳が出るし。

 病院受診すると毎回思うのだが、先生の診察ってどうも痒いところに手が届かないといういいますか、いや、そうじゃないんですよね、という気持ちというか、いまいちわかってくれなかったな、とがっかりすることが多い。

 いや、わかっている。素人である私がたかだかネットで調べたくらいで、病理の本質が理解できるとは思い上がってはいないし、先生はたくさんの症例を見てきているし、しっかりとした検査をせずに診断名をつけることはできないだろう。軽々な判断はしないものだ。…そうはいっても自分の体である。細かい症状やこれまでの経験から、「きっとこれだろうな」と思うもんです。明日医者に行っても、結局大したこと言われず抗生剤やらおなじみの薬を処方して終わりなんだろうな~と思う。どうせ対症療法なんだよ、と諦めているのも病院になかなか足が向かない理由の一つである。

 ちなみに他の理由は、病院で別の病気もらうリスクの方が怖いのと、予約→準備→向かう→耐久待ち時間→一瞬の診察→会計待ち時間→薬局待ち時間→やっと帰る→病院行った服は汚いから着替える、というこの一連にかかる時間で疲れるよりは寝てた方が体にいいんじゃないの、と思うからである。

 とりあえず仕事終わって、学童にお迎え、そのまま習い事へ送り込み。ちょっと見学した後、待ち時間でタスク消化。書き物したり、喪中ハガキが届いた友人へ贈り物を手配したりする。娘は今日から始めた新しい習い事がとても楽しいらしい。たのしい!楽しすぎてびっくりした!と言っている。そこまで楽しんでいるならやらせてあげてよかったと思う。送迎も頑張れる。

 しかし帰宅後、疲れ切った娘はリビングで寝落ち。楽しいのはいいが、生活に支障が出ては困る、なにか方法を考えねば…。今日は「夢を叶えるゾウ2」を耳読していた。

12/3 火
 なんと!!!!親子そろって寝坊。私も登校班の集合時間に目が覚めて血の気が引いた。ベッドから起きて玄関から鉄砲玉のように飛び出して集合場所にすっ飛んで行き、とりあえず他の子に先に登校するによう伝える。またすっ飛んで家に戻り、子供を起こして高速準備。娘はなんで起こさなかったんだとキレている。気持ちはわかるよごめん。私もこんなことは初めてだったので焦りまくる。体調不良が続いていて、リズムも崩れて、朝全然目が覚めなかったみたいだ。もう、全部体調不良のせいだ!!

 なんとか子供を学校に送り届けるも、体調が完全でないのと、朝の焦りと疲れからぐったり。ぼへーっとなる。びょ、病院いかなきゃ、、とWEB予約するが、すでに午前の予約はいっぱいであった。午後の予約を取るも、振られた番号は午後の40番目という数字でくらくらする。いつも空いている耳鼻科で、子どもが体調不良で保育園にお迎え要請があったときだって、迎えに行く途中で予約したらちょうどいい、ってな感じだったので完全に油断していた。いつのまに人気店に!午後は学校で個人面談があるのだがうまくハシゴできるだろうか。

 昼過ぎに子供帰宅。どやどやと友達も家に入ってきて、家が散らかっていたから恥ずかしい。子ども友だちはまた、どやどやとすぐに外遊びに出て行った。私は家事と身支度をし、まず学校へ個人面談へ行く。子どもの学校での様子を聞き、いいところと悪いところを把握。思ったより心配しなくてよさそうなので一安心である。からの、終わってすぐに耳鼻科へ。やはり副鼻腔炎とのこと。しょっちゅう副鼻腔炎になること、風邪の始まりはいつも上咽頭炎であること、風邪を引きやすいこと、咳も止まらないこと、など気になっていることをここぞとばかりに相談するも、「そうですか~。症状感じたら早めに受診して」というほぼ何の解決にもならないアドバイスをもらって、鼻にシュコシュコーっともくもくした煙の薬吸い込んでおしまい。
 どうやら私の鼻の形状は副鼻腔炎になりやすい構造らしいが、だからといって手術するほどのものでもないらしく、つまりは打つ手なし。鼻洗いして、症状出たらすぐに病院に行く、これしかないようだった。

 やっぱりなー、と思うが、もらった薬を飲むと、あっという間に咳が出なくなってすごい効果を感じる。対症療法万歳じゃないか。根本的な解決にはなってないが、とりあえず症状は一気に楽になった。

 はやくしっかり治して生活を立て直したい。元気に家事して元気に仕事したい。
 娘の宿題を見て、ご飯食べて風呂入って、ぼんやりすごして寝た。


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