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Photo by
inagakijunya
バナナの黒い斑点は「シュガースポット」というらしい
どうも、こんにちは。
健康効果やダイエット効果が高いことでしばしばテレビでも取り上げられる果物といえばバナナですよね。
そんなバナナですが、しばらく放置しておくと黒い斑点が現れます。
実はあの斑点は「シュガースポット」と呼ばれ、甘くなっている証拠なんだそうです。
バナナは収穫しても成長が続く「追熟」という性質を持っています。
そのため買ったときは緑色でも、しばらくすると熟していき、黄色く変わります。
この追熟はバナナが呼吸することで起こります。
この呼吸によりバナナにポリフェノールが蓄積され、そのポリフェノールが酸化することによって黒い斑点が表れるのです。
そんな黒い斑点が出た状態のバナナは一見すると腐ってしまったように見えます。
しかし、そんなことはなく、シュガースポットが現れたバナナは完熟の状態になったことを表しており、むしろバナナが最も甘くなっている証拠なのです。
上記で説明した追熟の効果により、バナナに含まれるデンプンが糖分に変化します。
そのため、シュガースポットが出たバナナはただの黄色いバナナより甘く感じます。
さらに、ポリフェノールの含有量が多くなるため、栄養価も高くなります。
まさに食べ頃のサインということですね。
ただ、皮だけではなく果肉の部分まで黒くなっていると、それは腐り始めている証拠です。
なので、少しシビアですが、皮に適度に斑点が出ていて果肉が黒くなっていない状態がバナナを食べるベストなタイミングということになるのですね。
以上、シュガースポットについてでした。
それでは、また次回お会いしましょう。