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ピック&ロールシステム①

こんにちは!吉永です。

今回はピック&ロールについて書いていきます。
皆さんに質問です!
ピック&ロールって
ボールマンとスクリーナーで行う2on2?
それとも
全体が関係性を持つ5on5?
どちらで考えていますか?

そんなのどっちでもいいでしょ!

そう考えている人は危険かも!
バスケットボールは個で考えるシーンと、チームで考えるシーンがあります。それによって教え方も変わってくると思うので、しっかりと分けて考えた方がいいと思います。

ちなみに僕は5on5で捉えています!

*今回はピック&ロールのシステムについて説明するので、ピック&ロールとは?とか、その練習方法などの説明は省きます。

ピック&ロールのスタートポジション

僕が実際に使っていたサイドピック&ロールのシステムについてです。

まず最初にスタートポジションを写真で説明します。

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写真のように位置します。
①=ウイング(フリースローラインの延長線)より少し上
2=ボールサイドコーナー
4,5=両サイドのブロック(4,5の位置は逆でも良い)
3=逆サイドのウイングの3Pラインから1〜2歩離れた位置

①がウイングよりも少し上に位置するのは、ネイルを攻めたいからです。なぜネイルを攻めたいかは後に説明します。

3がウイングの3Pラインより少し上にいるのは、①がスクリーンを使った後、①から3へのパスレーンを安全に確保するためです。

5が逆サイドのブロックにいるのは、①と4がピックを使った後、ダックインするためです。ダックインする理由は後に説明します。

ピック&ロールの動き方

写真のように動きます。

画像2


①=ピックを使ってネイルを攻める
2=リフトアップ
3=スペースを保つ
4=ピック&ロールダウン
5=ダックイン

①がネイルを攻める理由
〜4へのパスレーンを作る〜

ロールダウンした4へのパスレーンを作るために①はネイルを攻めます。

写真のようにピックを使います。

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次の写真を見れば、ピックを使ってすぐ止まると4へのパスレーンが狭いのがわかると思います。

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次の写真のようにピックを使ってネイルまで攻めると、先ほどに比べるとパスレーンがはるかに広くなっています。

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①がネイルを攻める理由
〜2とのスペースを作る〜

リフトアップした2とのスペースを確保し、2on1のシチュエーションを作るためです。

写真のようにピックを使います。X2はロールダウンした4にタグ(ヘルプ)します。

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次の写真のようにピックを使ってすぐ止まると、①と2との距離が近く、X1に守られてしまう。

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ピックを使ってネイルまで攻めると、先ほどよりも①と2の距離が広くなり、X1だけでは守れない。

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あとがき

ピック&ロールは上手いチームが使えばとても驚異なプレーですが、下手なチームが使えば、守られやすくターンオーバーの原因になる

ということを覚えておいて欲しいです。

だからこそピック&ロールはより簡単に使わなければいけないと思います。

簡単にする方法が5on5で捉えることだと僕は思います。

2on2で捉えると、ボールハンドラー、スクリーナー共に高いスキル、正確で早い状況判断が必要となり、とても難しいですし、それができるスペシャルな選手が必要になります。

5on5で捉えると、2on2で無理やりスコアする必要がなく、パスでも有利な状況に変えることができます。2on2と比べるととても簡単です。スペシャルな選手は必要ありません。

また、使うシチュエーションや、誰が使うのかなども考えたら、より効果的になりますよね!

バンビシャス奈良にもピック&ロールがとても上手い、それこそスペシャルな選手がいます。
彼のプレーを若い選手や、子供達は見て学んで欲しいですね。

彼とは誰だ?
と思う方は会場に足を運んで、実際に見てください😁
誰かすぐにわかりますから!

彼のプレーから目を離すな!!

今シーズンのバンビシャス奈良の魅力の1つです!


ネイルを攻める理由は他にも2つあるので、次回は今日の続きを書いて行きます。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた次回に!!

*このnoteに書いている内容は、僕のバスケットの考えなので、バンビシャス奈良のバスケットとは一切関係ありません。

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