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コンパッション・マインド・トレーニング(6期)のお誘い

ご覧の皆様へ はじめに 

三神良子(みかみりょうこ)と申します。「コンパッション・マインド・トレーニング」という自分への思いやりの心を育む講座を仲間の植田早紀(うえださき)と主催しています。
この記事は、コンパッション・マインド・トレーニングの6期を開催するにあたり、受講生の方を募集するnoteです。

コンパッションとは?

「コンパッション」は「思いやり」や「慈悲」を指す言葉(英語)です。仏教をベースにした考えで、「自分や他者の悩み苦しみを見逃さないこと」「悩み苦しみを感じたら、取り除こうとすること」と定義されています。
つまり、自分や他者に寄り添い、力になろうとする姿勢を指します。
欧米を中心に、世界ではコンパッションを育むマインドトレーニングが開催されています。それだけ現代の競争社会で疲れた人が多く、「思いやり」「慈悲」の必要性が認識されていということだと思います。

コンパッションを学ぶ4つのメリット

①自分で自分を満たすことができる

自分の中に、自分を温かく受け止め、励ます自分が生まれます。他者の気持ちは尊重しつつも、「他者にどう思われるか」ではなく「自分の中の基準」で自分を評価できるようになります。

②現実的なゴール設定と、粘り強い行動力が身につく

自分をよく理解し、受容できるので、高すぎるゴールを掲げなくなります。またスモールステップで、自分を励ましながら粘り強くゴールに向かうことができるようになります。

③経験から学べるようになる

失敗をしても、自己批判しなくなる分、過ちを直視しやすくなります。失敗をプラスに受け止められるので、気分が落ち込みすぎません。次のチャレンジまでの期間が早くなり、経験をたくさん重ねることができるようになります。

④人との繋がりが感じられる

日常生活の中で、たくさんのコンパッションに気づけるようになります。他者の言葉や行動の奥にある優しさや思いやりに気づき、自分も他者にコンパッションを意識した言動や振る舞いを取れるようになります。人とのつながりの中で生きている自分を感じて、感謝の気持ちと幸福感が増します。

心の奥に届く3つのアプローチ

3つの手法を使って、統合的にマインドにアプローチします。
◆講義・ワーク
なぜ人はこんなに悩み苦しむのか?、なぜコンパッションが必要なのか?を理屈で納得する左脳的アプローチ。
使用する知見・・・脳の仕組み(三位一体モデル)、感情の仕組み、進化心理学、チベット仏教、愛着(アタッチメントシステム)、マインドフルネス。

◆瞑想、イメージワーク
自他の痛みをキャッチする感受性を伸ばし、落ち着きを取り戻して安心感を身体で理解する右脳的アプローチ。

◆受講生同士の対話
講師2名で安心安全の場を作り、受講生同士がコンパッションを送り合って互いの成長を応援しあえる場を作り、コンパッションが体感できるようにサポートします。知識だけではなく、体験を通じて「これがコンパッションだ」と分かるようになります。

特に必要な事前知識はありません。

こんな方に

◆ちょっとした失敗で自分を責め、落ち込んでしまう方
◆人と自分を比較し、自分の至らない部分ばかり見てしまう方
◆自分を受容し、自己肯定感を高めたい方
◆他者の期待に応える人生ではなく、自分の想いを大事にした人生にしたい方
◆自分で自分を励まし、勇気づけるセルフコーチング力を高めたい方
◆心からのリラックスや安心感を感じて生きていきたい方
◆他者にもっとオープンで柔軟なコミュニケーションを取れるようになりたい方
◆周囲の人への感謝をもっと感じたり表現できるようになりたい方

講座の概要

【日程】土曜10:00-12:00
2024/9/7 (土)    DAY1 コンパッションとは?
2024/9/14 (土)  DAY2 悩みを生み出す脳の仕組み
2024/9/21 (土)  DAY3 感情の仕組み
2024/9/28 (土) DAY4 過去の経験からの影響
2024/10/5 (土)  DAY5 悩んでいる時の自分のパターンを知る
2024/10/12 (土)  休み
2024/10//19 (土) DAY6 自己批判の役割
2024/10/26 (土)  DAY7 コンパッションがうまくいかない理由
2024/11/2(土)     休み
2024/11/9 (土)    DAY8 多面的な自己Ⅰ
2024/11/16 (土)   DAY9 多面的な自己Ⅱ
2024/11/23 (土)   DAY10 コンパッションのアクション
2024/11/30(土)休み
2024/12/7(土)      DAY11 慈悲の手紙
2024/12/14(土)   DAY12 コンパッションの庭師として

◆録画をしますので、お休みされても大丈夫です

【参加費】

定価 79,200円(税込)
・いずれも2回or3回の分割のご入金を承ります。
・銀行振込でご入金いただきます。恐縮ですが、振込手数料はご負担ください。

【定員】

各コース8名 (残席1 9/3時点)

【申込み方法】

下記よりお申込みください。
お申込み後、Eメールでご連絡いたします。


【キャンセルポリシー】

申込み〜講座開始日1ヶ月前まで 全額返金
1ヶ月前〜前日まで 半額返金
当日キャンセル 返金しません

【注意点】

心が不調の方や、心の病気の症状があり通院している方はご参加いただけません。

無料体験会のお知らせ


コンパッションを2時間で体験できるワークショップです。本格的に学ぶ前に味わって見たい方へ。下記よりお申し込みください(各回定員6名)
2024年8月6日(火)20:00-22:00

2024年8月12日(月・祝)20:00-22:00

2024年8月14日(水)20:00-22:00


40分無料相談

無料ワークショップの日程が合わない方、個別にご相談したい方向けに、40分の無料相談をさせていただきます。質疑応答以外に、簡単な瞑想を体験していただけます。下記よりお申込みください。

https://forms.gle/ZndDciwZKT6WHF8P9

※面談までの間に、講座が定員に達することがありますので、ご了承くださいませ。

講師プロフィール

◆三神良子(みかみりょうこ)


大学卒業後、金融機関のコールセンターに勤務。チームリーダーをしている時に、コーチングと出会い、コーチの道へ。現在は専業コーチとして「自分と深くつながる」コーチングを提供する他に、成人発達理論の講座も実施。
コンパッションを学んで一番の変化は「動じない、どっしりした自分が生まれたこと」。
神奈川県在住。夫と中学3年生の息子と3人家族。
<略歴・資格>
2015年 米国CTI認定コーアクティブコーチ(CPCC)を取得
2017年 成人発達理論 講座開始 
2019年 国際コーチング連盟認定 PCC取得
2021年 山野美容芸術短期大学で講師を開始
2021年 株式会社プラスワンラボにて、東京聖徳大学石村郁夫教授のもと、コンパッションを学び始める
2022年    1対1のコンパッション・マインド・トレーニングの提供開始
2023年 1対nのコンパッション・マインド・トレーニング講座開始
2024年 合同会社コンパッション・リーダーズを創業

有償コーチング提供時間 2,000時間以上
Twitter https://twitter.com/mikamicoach01
HP  https://ryo-ko.net/ 
※これまでの人生について、かなり詳しく書いています。

◆植田早紀(うえださき)


大学卒業後、動物製薬会社にて様々な職種・役職(開発・営業・営業マネジャー・研修担当・人事等)を経験。営業時代はグローバル全社員の中から会社に貢献した人として毎年約20人選出される「ハイフライヤー」を受賞したり、20代で営業マネジャーになったりと、努力の成果が出た一方で、心の中はコンプレックスと自己否定・自己批判まみれなダークサイドな20代を過ごす。コーチングやリーダーシップ、コンパッションを学ぶことで、『「普通」な自分を認め、貫き通すことが、結果的に他者の役に立つ』と気づき、伸びやかに生きられるようになる。
現在はフリーランスとして、企業向けのリーダーシップ研修の企画運営、1on1のコーチング・コンパッションのセッション、成人発達理論の講座開催をしている。
若い頃に家族に関する悩みが尽きなかった経験から、「家族は愛から創る」が人生のテーマとなる。里親として子供を迎えた一児の母。

<略歴・資格>
2015年 米国CTI認定コーアクティブコーチ(CPCC)を取得
2017年 一般財団生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー
2017年 成人発達理論 講座開始
2018年 パーマカルチャーデザイナー
2019年 本当の仕事ワークショップ認定リーダー
2021年 山野美容芸術短期大学 講師
2022年 株式会社プラスワンラボにて、東京聖徳大学石村郁夫教授のもと、コンパッションを学び始める。1対1のコンパッション・マインド・トレーニングの提供開始
2022年 大企業の社員数十名が混合でセルフリーダーシップを探求する、半年間のプロジェクト実践型研修のスタートアップ立ち上げ、プログラム企画・運営に携わる
2024年 合同会社コンパッション・リーダーズを創業

Twitter ://twitter.com/saki_no_ueda

これまで受講された方の感想

ここには2024年1月〜4月に開催した第5期の方の感想を記載しています。

会社員 匿名希望  30代 女性

私は自分の悩みや苦しみにどこか鈍くて、その気持ちを感じないように(感じても意味がないという感覚があり)感情をわきに置いたり、問題解決を急ぐことで乗り越えてきた。直近の出来事として、新しい部署に異動しても「私は平気よ」と言わんばかりに過ごしてみたり、不妊治療も極力感情の影響を受けないように、とにかく淡々と(どこかタスクをこなすように)過ごしていたり。
これが自分なりの安全戦略であるとも知れた。でも限界があることも知れた。何回目かのコンパッション講座で、ほろっと涙がでてきたときがあった。「自分に優しい気持ちをむけていなかった」から、優しい気持ちをむけると、いま私が抱えている出来事にも「寂しかったんだね」と自分で声をかけてあげられるようになった。

緊張と人見知りで、少し自分をよく見せたいと繕ってしまうところがある。この講座もはじめましての方しかいなくって、緊張していた。講座を重ねるたびみ、この場に来ることでコンパッションをじわりじわりと感じられるようになった。あるワークで「コンパッションが曜日制で、仕事をしている平日にコンパッションをもてない」と発言したときに、仲間から「会社でそんなに気を張らなくていいよ」とコンパッションをもらった。さらには週初めの月曜朝に「コンパッションを送り合うメッセージ」のやり取りをしたことが勇気になって、通勤時に温かい気持ちになり、肩の力が抜けた感じがした。人とつながることは、気合い入れて、相手の役に立たなければという気持ちが出てくるし、まだその傾向はあるけれど、「無理のないあり方でいれる」体験ができたことで、私のコンパッションが育っているのを感じている。

もっと受講生の感想を知りたい方へ☟

私たちがこだわっていること

コンパッションを体感できる講座であること

「思いやり・慈悲」という抽象的な概念を知識で知るだけではなく、この講座でコンパッションを実際に体験できるように、安心安全の場作りと、受講生同士が自然に思いやりが送りあえる関係性作りをすることにこだわっています。
また、そのため8名という少人数の開催で、心をオープンにしやすくしています(ただ無理やりオープンにしないといけないわけではなく、ご自分で安全安心を感じるところまでお話し頂ければ大丈夫です)
講座外でも仲間と関係性を育むため、Slackで気づきをシェアしあったり、コンパッションを送り合い、日常で忘れない仕組みづくりをしています。

講座の背景

私たちが実施するコンパッション・マインド・トレーニングは、イギリス、ダービー大学のポール・ギルバート博士が開発した「コンパッション・フォーカスト・セラピー」をベースにしています。背景理論、有効性のエビデンスがあるものです。ただ、元々は心が不調な方向けのセラピーでしたので、健康な方向けにアレンジしました。
私と共同主催の植田早紀は、東京成徳大学の石村郁夫教授が設立したプラスワンラボ合同会社で学びました。

よく頂く疑問や意見


◆自分は怠け者なので、自分に思いやりを送ると努力しなくなる気がします
→「自分に思いやりを送る」ということは=休むことではありません。それは自分に思いやりを送る時の1つの選択肢です。あなたにとって必要な思いやりは、本当はやりたいことなのに、怖くて躊躇していることに一歩踏み出すように、自分の背中を押すことかもしれません。講座ではコンパッションに様々な意味や捉え方があることを学びます。

◆自分を大切にすると、わがままになったり、傲慢にならないのか?
→自分を大切にすることは、心の苦しみや痛みがあることを認め、取り除こうとすることです。
わがままや傲慢とは、他者の気持ちを無視して自分の欲求を満たすことであり、自分を大切にすることとは違います。
自分の苦しみや痛みを取り除くために、相手に自分の気持ちを伝えることが必要な場面もあるかもしれませんが、自分の気持ちを深く理解できるトレーニングや、相手の言動や行動の背景を考えるトレーニングをしていきますので、自分の気持ちとしっかり向き合った上で、相手が受け止められるような配慮をしながら、言葉を伝えたり、行動できるようになるでしょう。

終わりに 〜私に起きた変化〜

日々、落ち着いた気持ちで過ごすことができるようになりました。以前の私は、とても心配性で、誰かの気分が害していないか記憶を引っ張り出して確認したり、未来の起きてない出来事を心配して、気持ちが休む時が少なかったです。
コンパッションを知り、自分に思いやりの気持ちを持って接することができるようになると、自分ができることを責任もってやるだけで十分で、それ以外は「私のせいではない」と思えるようになり、心配事が減るとともに、そうやって割り切る勇気や強さが自分の中に育まれたことで、物事に挑戦する大胆さが育ってきました。
6月に共同開催の植田とコンパッション・リーダーズというコンパッションを広めるための会社を作ったのも、コンパッションを通じて培った勇気や強さのおかげです。
コンパッションを学ぶにつれて、人々の分断や鬱や孤独は、自分自身や他者とつながっている感覚が失われているせいだと気づきました。人は心から理解されること通じて、安心、安全、愛を感じられます。ですので、思いやりや慈悲は、自分や他者を限りなくエンパワメントできるものなのです。
コンパッション・リーダーズは、この素晴らしい知恵を広めていき、安心して生きる人が増え、安心して生きられる社会になることに貢献していきたいと思います。この自分の願いを、こうやって発表できることが、自分の変化のであり、勇気と強さが育まれた証だと感じています。


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