【32】 理想を実現する方法

ルー・タイスのコーチング全体に通底していることをお伝えします。

ルー・タイスの方法論は、ゴール設定と、「自分はそのゴールを実現できる人間だ」というエフィカシーをあげることに集約されます。
これは、設定したゴールを実現したときの自分自身の姿や、そのときの自分が見ているはずの世界への臨場感を高めていくということです。

私たちの創造的無意識は、無意識の中で臨場感の高い世界を維持しようとします。
もし、目の前の現状と、無意識が「真実」だと思っている世界が違うときは、現状を無意識が真実だと思っている世界に修正していきます。
「こうあるべきだ」と強く思っている状態に、世界を合わせていくということです。
これは、壁にかかっている絵が傾いていたら、違和感を感じて水平に直すような自然な反応です。


ルー・タイスの方法論において、ゴールの世界の臨場感を高める技術は3つにまとめることができます。
それが、アファメーションヴィジュアリゼーションセルフトークのコントロールです。
ゴールの世界の臨場感をあげるためだけでなく、ゴールを達成するために信念や行動を変化させる際にも、この3つの技術を用います。

今後の記事では、ゴール設定と、これら3つの技術について詳しくみていきたいと思います。

ワーク
現在の目標やゴールをできるだけ書き出してみてください。
また、具体的な目標ではなくても、「実現したらいいな」と思っている理想についても、できるだけ書き出してみましょう。
人に見せるわけではないので、どんな理想でも構いません。