指導者の在り方〜選手の今を評価判断するではなく、可能性を信じ伸ばす〜

【みんなの朝礼☀️】

皆さん、おはようございます☀
コーチ山路和紀です😊🏃‍♂️🗣🔥

本日、私が意識する言葉は、

指導者として、
選手が自分自身を信じてる以上に、
選手の可能性を信じれる
存在でありたい。

という言葉です🔥

今日の言葉は、私が指導者として常に意識している言葉であり、気をつけている言葉です❗️
なぜなら、どうしても「指導者」として、過去の自分は、選手の「できていない部分」や「弱い部分」などばかりに目がいってしまい、「そんなんじゃダメだ」的なダメ出しと、悪いところや弱いところばかりに焦点をあてて指導してしまっていました。
そして、「今の選手の状態」ばかりを評価・判断して、できないことや結果が出ないことを選手の至らない点に求めてしまうような、本当にダメダメコーチでした😥💧

ですが、今は「今の選手状態」はもちろん分析し、現状把握はしますが、そこで評価・判断するのではなく、それはあくまで「叶えたい目標」までの逆算スケジュールを作るために把握しておくだけとし、それよりも、「選手の長所や伸びしろ」を見て、ここが伸びたら、これができるようになったら、この選手はもっとこんな良いプレーができる❗️、パフォーマンスができるようになる‼️など、【選手の無限の可能性】を選手と共にワクワクしながら見られる指導者に、少しずつですが変われてきました😊✨✨

なぜそう変わったのかというと、理由は２つあり、

１つ目の理由としては、
心理学でいう
【ピグマリオン効果】
を信じているからです💡

【ピグマリオン効果】とは、
人は他人から「期待」されると、意識的にも無意識的にもその「期待」に応えようとする意識が働き、「期待」されていることで「やる気」が上がり、「行動」や「マインド」がプラスで積極的な方向に向くことで、本当に「期待」通りの「結果」や「成長」を遂げてしまうという心理学的効果の一つです💡

この【人間成長】には、欠かせない心理学的知識をしっかりと学んだことで、選手の「長所」や「伸びしろ」を多く見つけ、そこが活かせたら、伸ばせたら、こんな良い未来が待っていると自分はもちろん、選手とも共有しながらイメージし、選手の【理想の自分像】に【期待】する指導スタイルを目指し、「今」を評価・判断するのではなく、未来の人間的成長に【期待】し促すことを強く意識しています🔥

ただその際に、【期待】というのは、時にし過ぎたり、選手が落ち込んでいるタイミングなどでは、「プレッシャー」となってしまい、逆に選手の心を追い込み、精神的安心を失わせ、成長を妨げてしまうことがあるため、指導の根底には【期待】を常に持っていますが、選手の状態により、それを前面出すか、静かに持っておくかのさじ加減は常に注意しています⚠️

2つ目の理由としては、
自分が選手であった時、あまり私は「自分自身」に【自信】を持つことができず、「自分の可能性」を信じきることができませんでした。
やはり、「自分自身の可能性」を信じれる選手と信じれない、自己否定ばかりの選手とでは、確実に信じれている選手の方が、練習でも本番でも、勝負どころで踏ん張って、全力を出せ、結果を出すことができるものです‼️

ただ多くの人は、なかなか
「自分自身に期待する」、
「自信を持つ」、
ってできないものなのではないでしょうか⁉️

そんな時に、そばにいて、自分をよく知っている指導者から、自分が自分自身に対して思っている以上に【選手としての可能性】を信じてくれたり、期待してくれたら、心から嬉しいと思いませんか☺️❓❓

私が選手時代には、そんな指導者に選手として出会うことはできませんでしたが、指導者になり学んでいる中では、【選手の可能性】を選手自身以上に期待し、楽しそうに指導しているとても素敵な指導者の方に縁あって出会わせて頂いてきました✨

具体的に言えば、
日本陸上界の名伯楽である「小出　義雄氏」。
私の母校、順天堂大学の大先輩であり、大尊敬する指導者のお一人です❗️
生前に何度もお会いし、会う度にお話しをさせて頂きましたが、有名な話では、有森裕子選手や高橋尚子選手を育てたエピソードが有名ですが、本当に選手以上に選手の可能性を見抜き、期待し、毎日声をかけ、信じ、選手を世界一のレベルにまで育ててしまうあたたかい指導者のお一人でした☺️🔥🔥

もうひと方は、今なお現役で箱根駅伝の強豪校である「駒澤大学」をご指導されている「大八木監督」💡
「大八木監督」ともお会いさせていただく度によくお話しをさせて頂きますが、本当に選手を肩書きや過去の記録などで決めつけた評価をすることなく、練習の努力する姿と成長度合いを常に見守り、選手の成長を選手と一緒に誰よりも喜び、「本気でやれば、必ず道は拓ける」ということを常に選手に伝え、選手達の成長をいつも楽しそうに語っている、私が大尊敬し、大好きな指導者のお一人です☺️🔥🔥

こんな素敵な指導者の方に出会い、学ばせて頂き、またその下で育った素敵な選手たちの成長を間近で見てきたことで、私もこんな指導者でありたいと強く思ったことが2つ目の理由です‼️

指導者として、
選手が自分自身を信じてる以上に、
選手の可能性を信じれる
存在でありたい。

改めて、なりたい「理想の自分」、「理想の指導者像」について大変恐縮ながら書かせて頂きました💡
何か皆様にも今日の言葉のどこかが、少しでもご参考なりましたら嬉しいです☺️✨✨

今日もステキな一日をお過ごしください☀️☀️

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