母の化粧品遍歴に気づかされた【自分が持ってるものの良さに気づくこと】
"ないものねだり" って言うけれど、
ないものをねだるのと同じくらいに、きっと
"あるもの見ない" も
無意識にやっちゃってるのかもしれないな
そんなことに気づかされたことを今日は書いてみます。
*
母は "働くご褒美に" と、現役時代は "C" とか "D" とかで始まる外資系化粧品をよく愛用していた。
祖母が日系メーカーの化粧品販売をしていたこともあって、20代の頃からお肌のお手入れにはけっこう高くアンテナをはってきた自負がある(みたい)。
そして、今。
定年退職を前に早期退職をしてはや数年。
現在は無職。
年金の受給もまだまだ遠い。
ということで、投資でもしていない限りは無収入ということになる。
そこで。
この数年の間にじわじわと節約をするようになり、定期的にかなりの費用を投資してきたお化粧品のランクも 色々と試しながら 徐々に下げつつあるようだ。
この夏 帰省したときに、テーブルの隅っこに いくつか同じマークのラベルがついた化粧品が置いてあった。
話を聞くと、「テレビCMでやってた化粧品が 安くて質がいい! と謳ってたから試しに買ってみた」という。
お値段を聞くと、まぁまぁ。
そんなに安くはないお品。
しかも 毎月自動で定期購入になるらしく、さらに初回購入のとき 電話越しに「こちらのシリーズお試しされてみてください」と言われた通りのシリーズにしてみたら、毎月1万円近くの費用がかかることになってしまったらしい。
いやいや、お母さん。
これ買えるなら C とか D とか買えるやん、と。
母も激しく同意だったみたいで、「こんなに費用をかけるはずじゃなかったし、そもそも使ってみてCMで言ってたような効果は感じられないのよ」ということで、さっそく契約停止の電話をかけていた。
(良かった良かった。ひとあんしん^^)
前置きが長くなったけれど←笑
このやりとりをふと思い出して、思う。
えてして
今つかっている製品よりも
"声高に効果的にアピールされている商品"のほうが
なんとなぁく よりよさそうなのかな? と
思わされてしまいやすいのではないか、
と。
言ったもん勝ち、じゃないけれど、
言葉巧みに
素敵に商品の魅力を最大限アピールされると
誰しも 良さげ~ に
聞こえてしまうものなのかもしれない。
いま使ってる製品も
じゅうぶんいいもので満足してるのに
ちょっとした欠点に向けてアピールされまくると
その勢いに負けてしまいやすい。
(母のように 安価で質がいい!に引き寄せられた結果、いまよりも多くの費用を払うことになってしまったりして>< これは本末転倒ですね汗)
これって、
"自分" についても同じことが言えそう。
今 自分が持っているものはたくさんあるのに
(素養とか才能とか 強みとか 人間関係とか^^)
SNSなどで
声を出して積極的にアピールしている人と自分を
簡単に比べてしまったとき
「自分は人より劣っているのではないか」とか
「あの人のほうがすごい、自分なんて…」とか
そんなふうに
簡単に思いがちなんじゃないか、と。
母の化粧品の件を例にすると
よく伝わるかなと思ったのだけど、
あれ? これ、伝わっているかな……
ちょっと心配です。苦笑
やっぱり、
"ないものねだり" って言うけれど、
ないものをねだるのと同じくらいに、きっと
"あるもの見ない" も
無意識にやっちゃってるのかもしれないな
"あるもの見ない"
"あるもの見えず"
ないものねだり と同じくらい、こんな言葉も定着させたいなと思ってしまった。
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