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2月29日は4年に一度の閏日だと思ったら(プレミアム肉の日だったので牛肉のランクを考察する)
美味しいお肉を食べると、普段食べているお肉とのギャップを強く感じる。しかしながらそれはあくまでも見た目と味覚であり、それを裏付けるものがあってもおかしくない。牛肉にはランクがあり、なんとなくA5と聞くと、確かに美味しい〜と思ってしまう。それくらい牛肉のランクはわかりやすく見た目でも確認できる評価制度がある。
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年間の消費量の統計(2人以上の世帯)では牛肉が圧倒的に少なく、5.9Kgしか家庭に登場しないのである。ちなみに鶏肉は18.0Kg、豚肉は22.0Kgとなっており、身近な鶏肉と豚肉とはかけ離れた消費量であった。牛肉は単価が高く手頃感という意味では手が出しにくい。しかし美味しい牛肉は贅沢をしたい時や自分にご褒美をしたい時に最も選ばれる食品でもある。とても興味のある牛肉を考察してみたくなった。
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牛肉には2つの等級で評価される。
歩留等級と肉質等級があるのでここで触れておく。
① 歩留等級 (A, B, C)
「食べられる部分のお肉が取れる割合が高いか低いか」です。例えば、脂肪が多すぎて食べられるお肉の部分が少ないとなると、1頭からお肉が取れる割合が少なく、歩留等級が低くなります。
ここは牛の生産者や、牛一頭を購入する人に重要な指標となり、歩留等級の高いお肉は、お肉の取れる量が多いので、同じ大きさの牛の中でも高値で取引される事から高級化、高額化します。実際に、松阪牛、神戸牛などは歩留等級がCだとブランド牛と認定するのは厳しくなるそうです。
② 肉質等級 (5,4,3,2,1)
以下の4つの要素からなります。
a) 脂肪交雑 (霜降り具合)
b) 肉の色沢
c) 肉の締まり及びきめ
d) 脂肪の色沢と質
全て見た目なので「霜降りで色がよく、美味しそうに見えるお肉」が肉質等級が高いものになります。
ちなみに霜降り肉になるのは、黒毛和種のみだそうです。これは意外でした。
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上記の通り牛肉を簡単にまとめましたので、ポイントを掴むとひとウンチク増えますよ(笑)
しかし実際の日本人は豚肉や鶏肉を多く消費しています。日本人の好きな食べ物ランキングが載っていたので掲載しておきます。
1位 焼肉
2位 生姜焼き
3位 唐揚げ
4位 カレー
5位 餃子
6位 とんかつ
7位 焼き鳥
8位 ハンバーグ
9位 ステーキ
10位 すき焼き
(マイボイスコム調べ)
何となく何食べる?って言ったときに登場するメニューなので大いに納得ですね。
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今日は閏年の閏日でしたので29日にちなんだテーマで投稿しますが、2月29日産まれの知人は11歳って言ってました。4年に1回の誕生日の皆さまお気持ち察します…またプレミアム肉の日はテレビや新聞で沢山取り上げられていましたが、あんまり記憶にないのも閏年の行事だからでしょうね…