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ネガティブツイートを生み出す自らの加害性

またやってしまった。Twitterでの呪詛吐き。やらないようにしようって思っていても、モヤモヤした時に一番スッキリするのはなんだかんだでTwitterで呪詛を吐くことなのだ。

呪詛を吐くっていうのは、ネガティヴな言葉を思いつく限り吐き出すこと。noteに連携しているのとは別のアカウントで呪詛を吐くのだけど、最近は呪詛吐き用アカウントと化している。フォロワーはそんなに少なくないから、たくさんの人に私の呪詛が見えていることになる。ネガティヴを伝染させてはいけないと思いつつやってしまうのだ。なぜなら、めちゃくちゃスッキリするから。

紙に書き出せばいいのでは? と思われる方もいるだろうが、やってみたけど全然スッキリしない。多分だけど、誰かが私のツイートをみてくれるというところが重要なのだと思う。自分が不愉快なのだから、みんなも不愉快になればよいと思ってしまっているのかもしれない。利己的で最低な考え方だとは思う。でも、やめられない。

自分でTwitterのネガティヴな部分に触れるのが嫌だからってTwitterから離れていた時期もあったのに、そんな私が人にネガティヴを伝染させる側になっているなんてちゃんちゃらおかしい話。やめなければ。

そもそも、なんでやめられないんだろうか? 「ネガティブツイート 心理」で調べてみた。

ネガティブツイートをする人には、5つの心理が考えられるそうだ。

1. リアルでは笑顔の仮面を被っている
現実世界では厳しい環境下にいたり、誰も味方がいなかったりしている。どんなに不満や理不尽な目に合っていても、我慢して隠している。
2. ツイートでしか吐き出せない
「何を言おうかな」と考えた時に本音を吐き出したくなり、本音を言ったらネガティブになってしまった。
3. ストレスの発散の仕方が不器用
「運動してストレス解消!」「友達と遊んでストレス解消!」ということができず、ツイートで吐き出してしまう。
4. 少しでも共感してくれる人がいると感じたい
「自分だけがこんなにしんどい」と思い、ツイートをすることによって心配してもらいたいという思いや、自分だけじゃないんだと安心したいという思いがある。
5. 他人の反応なんて気にしてない
何を言おうが自由だと感じている。

この中で当てはまるのは、2と3だろうか。リアルでもツイートするくらい嫌なことがあった時は我慢できていないし、共感している人を求めているわけではなく、どちらかというと、みんなが私と同じように傷ついてほしいと思ってツイートしている感じだ。他人の反応は気にしている。嫌な気持ちにさせ流のは申し訳ないという思いはあるから。

つまり、ツイートでしか本音が言えずストレスの発散の仕方が不器用で人に自分と同じように傷ついて欲しいという思いがあるからネガティブツイートがやめられないということだ。

何故ツイートでしか本音が言えないのかと言えば、本音がすごくしょうもないことに思えて恥ずかしくて言えない。しょうもないことでイライラしなくなればいいのだけど、ちょっとしたことでイライラしてしまう。アンガーマネジメントができてない。

ストレスの発散方法については、これまでもnoteでいろいろ考えてみたのだけど、いい発散方法が見つけられていない。それに、店舗で買い物をするという1番の発散方法が今のご時世だと難しく、実質全然ストレスを発散できていないという問題もある。

最後の、人に自分と同じように傷ついて欲しいと思うのは一番問題がある。あえて人を傷つける人の心理として、「日頃の鬱憤をはらしたい」「そのひとの心を傷つけたい」「自分を守るために傷つけてしまう」というのがあるらしいのだが、正直、全部心当たりがある。

人を傷つけたいと思ってしまう気持ちをなくすには、どうしたらいいんだろう? この気持ちをなくすことは難しいとしても、行動にうつさずに済ませられるように対処しなければならない。

自分自信と向き合うようになってから、自分の中の加害性が目につくようになった。自分が加害性を持っていることはショックだけれど、事実として認めなければならないし、向き合わなければならない問題だ。

心根の優しい人間になりたい。ちゃんと、まっすぐ胸張って生きれるようになりたい。


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こ林
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