
【読書記録No.5】銀の匙
※ネタバレ注意
こんにちは!
【読書記録】では、私の好きな本や漫画をご紹介していきます✨
第5回目は 銀の匙 です。

銀の匙はアニメ化、映画化もしている有名作品ではないかと個人的に思っています✨
全15巻で、既に完結している作品です。
受験戦争から逃れるために、進学校から今まで興味もなかった農業高校に飛び込んだ八軒勇吾。当然、クラスメイトは農家出身者が多く、将来は実家を継いで農業経営をする、獣医を目指すなどといったとはっきりとした夢がある中、八軒は夢もなく、ただ受験や家族から逃れることしか考えずに入学した。
毎日の過酷な実習や馬術部の活動で心身ともに疲弊しながらも、生き物との向き合い方や、食のありがたみを身をもって学んでゆく。
そんな八軒勇吾の成長物語。
🌸好きなところ🌸
・真面目でお人好しで、気が付けばいろいろと責任を追って奮闘する八軒勇吾
真面目で人のお願いを断れなくて、ことあるごとに仕事を引き受けてしまう。でも、そんな八軒だからこそ、周囲の友達も八軒のことを慕っていく様子に心が洗われます。
また、農業経験がないからこそ、家畜の命と真剣に向き合っている描写は、私も読み入ってしまいました。
毎日のように卵や鶏肉、豚肉を食べているにも関わらず、”命をいただいている”という感覚を持っていなかったように思います。
漫画後半には、八軒が自分でビジネスをしたい!父に出資してもらえるにはどうしたら良いのだろう?と自分のやりたいことの実現に向けて奮闘する姿が描かれます。父のことが苦手で、わざわざ寮のある高校に入学した八軒ですが、起業の過程で徐々に打ち解けていく姿は感動しました✨
・好きな女の子の夢を応援して志望校合格まで勉強をみる八軒勇吾
八軒の好きな女の子、御影アキは、実家の酪農を継ぐようにと幼少期から言われて育ちました。でも彼女は馬が大好きで、将来は馬に関係する仕事に就きたい!と、夢にみるだけで行動には移す勇気がありませんでした。
ですが、八軒がアキの夢を応援してくれて、アキの実家までついてきて御影家の今後の話し合いに同席しました。その話し合いで、家族に対して初めてアキは自身の夢を打ち明けることができました。
八軒、もうこの時点でヒーローすぎる✨
何があっても、誰に何を言われても、俺は味方だ。
そんな言葉を言われて落ちない女の子はいない💕
八軒はこの話し合いでもお人好しを発揮して(笑)、畜産大学合格までアキに勉強を教えると宣言しました!
八軒のお陰で、アキは自分の本当に叶えたいことに向かって歩み始めました。
畜産大学合格は難易度の高い挑戦。でも、最終的にアキは無事に大学に合格🌸
八軒とアキの恋愛面での進展は中々ないものの、夢に向かって二人三脚で頑張る姿は感動しました✨
そして、八軒も畜産大学を受験するというまさかの展開も面白かったです(笑)
読んでいただきありがとうございます🍀
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