SMOOTH LIKE GREENSPIA 2024 with Mellow Fellow ライブの感想とセトリ
前置き
2年連続2回目のグリーンズピアに行ってきました。
昨年の感想はこちらから。
バンアパとドーパンのライブを見るのは、福岡のメロフェロ以来です。
メロフェロ福岡の感想はこちらから。
入場時の時点ではそこそこ雨が降っていたため、「他バンドのグッズですまん」と思いながら、ユニコーンのカッパを着ました。
ドリンクチケットをサッポロクラシックと交換し、一番上手側のブロックの前から2列目の席を陣取ります。
Sorry Youth
感想
予習不足で完全初見。
日本で主流のギターボーカルではなく、ベースやドラムがガッツリ歌っていたのに驚きました。
これはマネスキンのイタリア語楽曲を聴いた時にも感じたのですが、音楽にのる言語によって、同じロックでも生まれるグルーヴ感がなんか違いますよね。
普段日本語詞か英語詞の楽曲しか基本的に聴かないということもあり、台湾語ロックはなんだか勇ましい感じに聞こえました。
またMCで、「日本語が下手で……」とおっしゃっていましたが、十分お上手でしたよ!
DOPING PANDA
セットリスト
Crazy
beautiful survivor
Lost & Found
MC
goodbye to the old me
DEKUNOBOY
MC
Go the Distance
--無限大ダンスタイム--
The Fire
Imagine
Transient happiness
beat addiction
MIRACLE
感想
例のごとく、リハからハヤトが登場。
転換終了後SEが鳴り、メンバー三人が登場します。
1曲目から、いきなり「Crazy」でスタート!!
冒頭の歌詞は変えず、「ミラクル起こせなくてさ」でした。
「Dopamaniacs」再現ライブの影響でしょうか?
続いて「beautiful survivor」「Lost & Found」と、「まだ無限大ダンスタイムじゃないのに!!」とうれし泣きしそうになるセトリが続きます。
「beautiful survivor」のBメロから入るライブアレンジと、「Lost & Found」のイントロのベースは、何回聴いてもいいもんですね。
ここでMC。
ドーパンのライブが始まったあたりから雨が弱まり、カッパのフードをかぶらなくてもまあなんとかなる程度まで、雨が弱まってきました。
悪天候だった去年のイタフェスを引き合いに出し、「バンアパの雨男っぷりと、ドーパンの晴れ男っぷりが戦った結果引き分けた」と、スターは結論付けます。
曇り空のお天気を「太陽さえも絶対恐れ出す」と、「beautiful survivor」の歌詞を引用し、素敵に表現していました。
ここから2曲はスプリットEPゾーン。
「goodbye to the old me」と「DEKUNOBOY」が披露されます。
「goodbye to the old me」のアウトロのギターソロに入る前に、スターが「しーっ🤫」と観客を静まらせるのが、相変わらずかっこ良かったです。
ここで再びMC。
「MELLOW FELLOWに対してアツい思いを持っているのは、七人中俺一人だけかもしれないけれども、俺が動かなきゃまた20年空いてしまうかもしれないから、来年も絶対にMELLOW FELLOWをやる。一人でもやる!」と、スターが力強く宣言。
続いて、「メイニアはバンアパのことが好きなのに、バンアパファンはドーパンに興味を持ってくれない」とスターが自虐MCを始め、会場が笑いに包まれます笑。
去年Spotifyで一番聴いたミュージシャンがバンアパを差し置いてドーパンになり、再結成後のCDは全て買ったバンアパ経由のメイニアがここにいるので、スターは安心してください笑。
そんな爆笑必須のMCから、「懐かしい曲を」と「Go the Distance」が披露されます。
年始のメロフェロ徳島以来、9カ月ぶりに聴けました。権利上どうしようもないのは理解しておりますが、現状正規ルートで音源を買えないのがつらいですね……。
そして「The Fire」のアラーム音が鳴り、無限大ダンスタイムが始まります!
「The Fire」は、観客もoioiコールで大盛り上がり。
続いて「Imagine」。
野外で「Wow〜 Wow〜!」と叫ぶのが気持ちいい!
また最近は、スターの歌とギターだけになるアウトロで、シーケンサーをひっそりイジっているタロティを注視することにハマっています笑。
そして代表曲「Transient hapiness」。
今回は椅子席で、左右1席ずつ隣と距離があったので、スターと一緒にハポネスステップをしてみました笑。
めっちゃ楽しかったです笑笑。
改めて、これをやりながらギターソロを弾けるスターはすごいなあと思いました!笑
また、アウトロがほぼ終始ずっとタッピングで爆笑しました。さすがっす!
お次は「beat addiction」。
野外で「ここで〜!」を叫びたかったので、セトリ入りしてくれてうれしかったです。
ラストは「MIRACLE」。
「MIRACLE」のお立ち台でのギターソロは、何回聴いてもブチ上がりますね〜!!
最高の盛り上がりセトリで、ドーパンのライブは終了。
個人的に福岡のメロフェロは下手後方で見ていたということもあり、今回は「上手前方で、超絶カッコいいフルカワユタカを間近で見るぞ〜〜!!」と意気込んでいたので、スターが割と頻繁に上手のステージ際まで来てくれてうれしかったです。
いやあ〜〜きょうもフルカワユタカはカッコ良かったな〜〜〜!
the band apart
セットリスト
夏休みはもう終わりかい
The Ninja
higher
Eric.W
MC
Crazy
Circles and Lines
Game, Mom, Erase, Fuck, Sleep
MC
夢太郎
cerastone song
夜の向こうへ
MC
DEKU NO BOY
感想
ドーパンで大はしゃぎしてくったくたになり、死んだ目でステージを見つめていたところ、リハからメンバー全員登場。
そのまま一度ハケることもなく、SEはもちろん、ステージ開始のあいさつもなく、ぬるっと「夏休みはもう終わりかい」の演奏が始まります笑笑。
嘘でしょ!笑笑笑さすがのバンアパですね笑笑笑。
私「Ninja of Four」のリリース間に合わなかったよツアー(そんな名前ではない)には行ったのですが、
本チャンのリリースツアーは日程が合わず1公演も行けなかったので、ようやくこの曲を初めて生で聴けました!!!
日が暮れた野外にとっても合う曲で、めちゃくちゃ沁みました……。
アウトロで原さんのベースがうなり、観客が大盛り上がり。
ということはアルバムの再現で……、
「The Ninja」だー!!
最近は「higher」の次に演奏されることが多い楽曲なので、やっとこのアルバムの曲順で聴けました!!
最初は難しかったクラップも、もう完璧ですよ!
ちなみに今回パーカッション担当のリキセさんは、私の死角にいて見えませんでした。
そこから、最近お決まりだった曲順とは逆に「higher」が披露されます。
そして、このつなぎは地味に久々でしょうか「Eric.W」。
ゴブリンスイングで荒ぶる川様はもちろんですが、ギターを斜め上にガッと上げながら弾く荒井さんの所作が好きなんですよね。
伝わっていますかね、これ?
ここで荒井さんのMC。
「フルカワユタカには、MELLOW FELLOWを与えておけば、元気で楽しく過ごしてくれる」という衝撃発言に会場は爆笑。
この愛のある爆笑MCから、ドーパンのカバー「Crazy」が披露されます。
何度もいいますが、イントロのコード進行が好きです。
原さんは木暮さんの隣に移動して、ベースを弾いていました。
また、ギターソロの川様の運指が地味にかなり高速で見応えがあるんですよね。
そしてお次はびっくり「Circles and Lines」。
3rdアルバム再現ツアーのセトリから、この曲が引っ張ってこられたのは少し意外でした。
そしてお次はなんとなんと、「Game, Mom, Erase, Fuck, Sleep」!!
観客から歓声が上がります。
数年前のグリーンズピアの配信で聴いたことはありましたが、生で演奏を聴くのは個人的に初めてでした。
変拍子〜!!
ここで木暮さんのMC。
木暮さんの正面に、発光性のレインコートを着た男性が見えるらしく、その光る姿に「ほっこりした」とのことでした笑。
「ここにいるみんなは、Sorry YouthかDOPING PANDAかバンドアパートの音楽が好きという共通点があるんですもんね」というMCから披露されたのは、スプリットEPより「夢太郎」。
ちょうどこのあたりで、若干雨足が強くなってきます。
間奏中に荒井さんがステージ袖近くまで一瞬移動し、「雨ひでぇ……」みたいな独り言を言っていたように見えました笑笑。
「雨も強くなってきたし、リュックサックを入れているビニール袋の口を改めてしっかり閉じなきゃなあ」と私が一瞬ステージから目を離したところ、なんと「cerastone song」のイントロが聞こえるではありませんか!ギャーー!!!
最後に聴いたのはいつだか思い出せないほど、本当に久しぶりにセラストン社歌を聴けました……!
1stからもレア曲をセトリに入れてくれるのはありがたいですね。
そのまま続けて「夜の向こうへ」。
日が完全に落ちた野音で聴く「夜の向こうへ」は、やはり格別です。
そして荒井さんのMC。
「グリーンズピアは今年で8年目。来年は9年目、再来年は10周年です」と言うと、会場から拍手が。
「ただ当たり前の数字を言っただけなのに……。皆さんあたたかいですね」と荒井さん。
カバー版を聴いたのに、本家が演奏しない訳がないでしょう。
最後は「DEKU NO BOY」で、本編が締められました。
ラストの荒井さんの力強い歌声が、今回は特に印象に残りました。
あと、何かしらの曲のギターソロで、川様が一瞬ステージ際まで出てきていて、前方スタンディングブロック中央が非常にうらやましかったことも記憶に残っています。
川崎亘一さんは、ギターソロで前に出るのに需要があることを、もっと強く意識していただきたいと常々思っております。
the band apart × DOPING PANDA
セットリスト
MELLOW FELLOW
SEE YOU
原さんによる一本締め
感想
セッティング終了後、まずはビールを持った荒井さんと木暮さんがステージに登場します。
「成人済みだから、ステージでお酒を飲むのは違法じゃないんだよ」と荒井さん笑。
バンアパメンバーが全員そろってからドーパンを呼び込む予定でしたが、なかなか川様と原さんが出てきません!笑
ようやくバンアパの四人そろい、ドーパンの三人も出てきます。
しかしここで、スターが「忘れ物を取りに行く」と、もう一度ステージからはけてしまいます。
その忘れ物とは、2日前に誕生日を迎えた原さんのバースデーケーキ!
スターの先導で、「ハッピーバースデーまーちゃん!」と、観客全員でバースデーソングを歌います。
そんな祝福ムードの中まず披露されたのは、「MELLOW FELLOW」。
福岡と同じく、原さんはギター、木暮さんはタンバリンとカウベル、荒井さんはアコギという編成でした。
木暮さんの客降りは、服部緑地でも健在。
遠くから見つめるだけだった福岡とは異なり、きょうは木暮さんが本当に間近まで来てくれました!
また今回は会場が広いということもあり、タンバリンの音が遠くなったり近くなったりして、なんだか面白かったです笑。
「これからもこの曲をどんどん披露して、完成度を上げていこう!」という、バンアパの主催イベントなのに締めの言葉を任されたスターのメロフェロ熱にあふれた宣言があり、イベントを締めるラストの曲は「SEE YOU」。
間奏でテンションが上がり、歌い出しに遅れてしまった荒井さんが非常にかわいかったです笑。
6時半までに音出しを終了しなければならない会場のルールの関係でセッティングの時間がなかったのか(小声)、2曲ともヤケに荒井さんのアコギの音が馬鹿デカかったですが笑、普段エレキギターにかき消えがちの音なので、逆にどんな演奏をしているのかしっかりと把握できてうれしかったです。
もう披露する曲がないことは分かっていながらも、観客からの拍手が止まりません。
その拍手に応え、原さん、木暮さん、タロティの三人がステージに戻ってきてくれました。
「普段思っていることをストレートには言えない性格ゆえに、今後も観客に感謝することなんてないと思うけれども、きょうだけは『ありがとう』と言わせてください」という旨の原さんの染みるMCの後、原さんの音頭による一本締めで、改めて2024年のグリーズピアが終了しました。
木暮さんとはMC中、ちょっと掛け合いがあったのですが、タロティはマジで無言で一本締めだけしてステージを去りました。
みんな、これがタロティクオリティーだ!!
あんた演者でしょーが!!!笑
最後に
とにかく天候が心配されていましたが、本当にどうしようもない大雨が降ることはなく、想定よりは快適にライブを見ることができました。
来年はどんなイベントになるのか、今からとても楽しみです!