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採用のミスマッチは〇〇を伝えていない(知らない)から?!「変わらない/言語化されていない」企業風土こそ、採用で重要視すべき理由とは


こんばんは!クロスメディアグループの濱中です。

唐突ではございますが、皆さんは就活や転職活動での会社選びで、一番大事にすることは何でしょうか?

会社の経営理念でしょうか?

働いている人?雰囲気?

それとも事業内容でしょうか?

働き方?

色々とありますよね。

今回は、私が新卒の採用広報活動をする中で、求職者の方たちに企業側としてしっかり伝えなければいけない会社の企業風土についてお話ししたいと思います。

「経営理念に共感します」「事業内容に興味があります」では楽しく働けない


採用活動の中でビジョン、ミッション、バリューの経営理念、そして事業内容に惹かれて応募してくださる人は多数います。私自身もクロスメディアグループの事業内容、そして経営理念に共感したことが応募のきっかけでした。

しかし、それだけではミスマッチが起こってしまいます。

なぜでしょうか。

経営理念は抽象的である分、「共感」がされやすい傾向があります。また事業内容も、元々その人の興味のあるものだと直感的に魅力を感じてもらえるでしょう。

しかしそれよりも大事なのは、「経営理念に共感します」「事業内容に興味があります」レベルよりも掘り下げた「生き様」レベルでの共鳴です。

これはどういうことかというと、経営理念や事業内容への「共感」はすぐにできてしまう一方で、自分の生き方や性格を会社の「性格」に合わせることは難しいということです。そこがマッチしていていないと、どんな仕事をしたとしてもその職場で楽しく、そして長く仕事をすることはできないでしょう。

「少しこの会社の価値観と違うな」と思いながら、なんとか自分が会社の風土に合わせにいってしまうと、いつかメンタルやフィジカルに問題をきたしてしまったり、退職という決断に至ってしまいます。

自分の生き方や価値観がそのまま会社の価値観と重なったとき、「共感」ではなく「共鳴」が起こります。そして「この会社で私は自分の生き方を受け入れてもらえる!」と思えます。会社側だけでなく、求職者から「あなたの会社と同じ価値観をもっています」というのがしっかりと伝わってくるとそれは「共鳴」していると言えるでしょう。

採用担当者として「共鳴」しているかはとても大事にしたいと思っています。

組織の「変わらないもの」こそ、しっかり伝える

このように、「共鳴」している状態とは、企業風土と求職者の方の生き様がしっかり重なっている状態と言えます。

企業風土は職場の雰囲気であり、スタッフから醸し出されている独特の空気感であり、あまり明文化されていないものです。これまでの会社の歴史や今いるスタッフの行動や考え方の積み重ねでできたもので、言葉として掲げられている経営理念よりも影響力があるものだと思います。

そんな企業風土は、職種やポジション、経験値に関係なく、全ての人の土台になるもので、働く土地の気候や特性のようなものです。

寒がりな人には北国で快適に過ごせないでしょう。湿度が高いのが苦手な人は、乾燥した風通しの良い場所を選ぶと考えられます。

企業風土はこのように、仕事をする場所の土地条件のようなものです。なので、企業風土は「共感」レベルではいけないのです。どれほど仕事内容に興味があっても、その場所に体と心がフィットしなければ仕事を続けられないでしょう。

そしてまだ若いベンチャー企業の場合、社長の生き様がそのまま企業風土に色濃く表れているものだと思います。ベンチャー企業の社長との相性は、自分がその会社で働くことの相性と言えます。

だからこそ求職者が見落としがちな企業風土を、採用広報としてしっかり言語化して伝える、もしくは社内ツアーや社員との面談を通じて感じ取ってもらうことがとても重要だと考えています。

クロスメディアグループの企業風土


では、クロスメディアグループの企業風土を構成する大切な要素についてお伝えしたいと思います。

①プロ意識

クロスメディアグループのお客様やパートナーにあたる方々は、経営者や専門家であったり、あらゆる業界の第一線をいく一流の人たちばかりです。

そんな人たちに向き合って、共に社会価値をつくっていくため、懸命にお仕事しているのが、私たちクロスメディアグループです。

編集部に所属する私と同世代のメンバーは「著者の先生に書籍を作る過程で、たくさんのことを教わる」と話していました。ときには愛情を込めて、叱ってくださることもあるそうです。そのような過程で自然にプロ意識が芽生えると話す同僚メンバーの言葉に、私自身も著者の先生方からアドバイスをたくさんいただく中で成長していることを改めて実感しました。

プロ意識とはいろんな定義づけがありますが、私のような若手や新卒メンバーの場合は、「今の仕事をとにかく極めたい。プロに近づきたい。そして少しでも誰かの役に立ちたい」という仕事へのひたむきさではないでしょうか。

プロの方々のアドバイスを素直に受け入れて、取り入れて行動にする。そのような若手にとって「向上心」ともいえるプロ意識はクロスメディアの企業風土の一つの大きな構成要素です。

②起業家精神

しっかり自分の考えや信念をもっていること。これはクロスメディアグループで楽しく仕事をするための絶対条件と言えるものです。

私が就職活動中、「起業家のように、企業で働く。」というクロスメディアの旧・採用サイトのメインコピーに惹かれたのを覚えています。

実際、クロスメディアで活躍している先輩方は皆「個」として自分の信念や軸をもって仕事をしている方ばかりです。

それは頑固というものではなく、あくまでも仕事において全員がプレーヤー意識をもって自立しているという意味です。しっかり仲間との協調性とリスペクトをもっているので、チームになったときに絶大な価値を生むことができます。

クロスメディアグループの強みは、スタッフ一人一人の根っこに企業家精神があるところだと思います。

ひとりを怖れず、自分の信じた道を自分のペースで着実に進む。それができる人が生き生きとしています。クロスメディアで心から楽しんで仕事をしている人は伸び伸びと仕事をしつつ、自分自身をしっかり律することができる人です。

まだ社会人経験のない人や若い人だと、学生時代やこれまでに自分の力で考え、困難に挑み、乗り越えてきた経験があれば、起業家精神をもつ(自立した)人と言えると思います。

クロスメディアの若手メンバーの育て方


今回は企業風土を私なりに言語化してみました。上記に挙げたプロ意識と起業家精神はほんの一部かもしれませんが、どちらにも共通しているのは、強い「個」の意識であり、クロスメディアの風土の大部分をしめるのは確かです。

個人個人が自分のペースで成長意欲をもちながら、誰かのために一生懸命仕事をする。その中で自分の本来もつありったけの力を発揮できる場所がクロスメディアグループだと、私は思います。

「自分が信じた道を真っ直ぐに進みながら、仲間と協力し合える」風土は、クロスメディアグループならではです。この風土を採用面接時に面接していただいた先輩方から感じ取ったとき、私はこの会社の美しい風土に気がつきました。そして「この会社で働きたい!」と強く思いました。

社長の側で仕事をしていると、社長の生き方や価値観がそのまま風土になり、それに共鳴した人たちが自然に集まっていることを実感します。そんな風土を社内では大切にし、社外にはしっかりと伝えられる広報活動をしなければと思います。

先に述べた通り、私はまだまだ広報としても人間としても未熟であり、プロとは程遠いですが、素晴らしい先輩や環境に恵まれ、大切に育ててもらっています。たった一年半で相当な学びを得て、人生の基盤になる価値観を教わりました。私を育てて下さっている先輩方には感謝がつきません。

ちなみにクロスメディアの(社長の)若手の育て方は(あくまでも私の意見ですが)、「ひたすら信じること」のような気がします。

社長は「〇〇しなさい」と私や若手メンバーに細かく指示することはほとんどありません。もちろん、進むべき方向性はしっかり教えてくれます。その後はひたすらメンバーを信じることで伸ばそうとしているように思います。(社長は無意識かもしれませんが…笑)

社長に信じてもらっている。その確信ほど若手メンバーにとって心強いものはありません。失敗しても良いからとにかくやってみよう。失敗してもそこから学んで次に繋げよう。そう思えてきます。

私のような若手にとって、本当に欲しい「サポート」は、先輩の経験をもとにしたアドバイスではなく、先輩から「信じてもらう」ことなのかもしれません。

さて、今回も長くなりましたが、組織の変わりがたい要素(=企業風土)こそ採用広報は大切に伝える努力をしなければならないということをお伝えしたく、ここまで書かせていただきました。

少しでも本記事を通してクロスメディアグループのこと、そして私の広報活動に対する想いを知っていただけたら幸いです。

今回もお読みいただき、ありがとうございました!


クロスメディアグループでは通年採用活動を行っています。共に働く仲間を大募集中です!
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