令和2年度センター試験数学Ⅱ・Bの方針解説
こんにちは。
今回からは令和2年度センター試験数学Ⅱ・Bの方針解説(≠解答・解説)です。はじめに第1問の三角関数と指数・対数関数です。
〔1〕は三角関数です。(1)は問題の流れに乗ると合成まではできます。そこからは合成後のsinの角度に対して範囲を指定し、θ+αの形からθに不等式を持って行くだけです。また、(2)は解と係数の関係と三角関数の性質から実数を求める。そこから2倍角のsinとcosを求め、知っている三角比の値(30°おきのもの)と大小比較すると最終的な範囲が分かります。ちなみに問題文は読みましょう。
〔2〕は指数・対数関数です。が、どちらかというと(1)は因数分解と式変形の要素しかないです。本命は(2)の方。対数の性質の理解や底の変換公式の思いだしをしておきましょう。対数もやはり範囲を指定しておいた方がいいですね。
第1問は気づけばすぐ分かり、特にこの回は容易く解けますが、問題内容によっては相当時間を削られて残りを解く・見直す時間が無くなります。数学Ⅱ・Bは難易度にばらつきがないので15分経ったら次に行くという戦い方がいいと思います。
次回は第2問の微積分です。よろしくお願いします。
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