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リルケの詩ードゥイノの悲歌など


 2019年ノーベル文学賞受賞者のペーターハントケが脚本を手がけた映画「ベルリン 天使の詩」(1987年公開)は、ライナー・マリア・リルケの詩「ドゥイノの悲歌」からインスピレーションを得たという。それを知って、今年のドイツの詩はリルケを掘り下げようと決めました。

 リルケは主にドイツ語で詩を書きましたが、パリで暮らした経験があり(その経験から「マルテの手記」を書いた)、ロダン、ルーザロメなどと交流があったそうです。

 日本でも人気があるのか、辻邦生さんの「薔薇の沈黙」「黄金の時刻の滴り」の著作、人間国宝で染織家の志村ふくみさんの「薔薇のことぶれーリルケ書簡」「晩祷―リルケを読む」のエッセィ、リルケ研究者の神品芳夫さんの「リルケ 現代の吟遊詩人 」があり、小説、エッセィ、研究書、歌曲などを探しあて、これから色々読むのが楽しみです。

 現代作曲家リームによる「リルケの4つの詩による歌曲集 」から

歌はクリストフ・プレガルディエンで♪

https://www.youtube.com/watch?v=EI-4W0W9u_Q
注)2020年1月25日の過去記事です。

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