『ウバステ』真梨 幸子
「木綿のハンカチーフ」「22才の別れ」「ガンダーラ」「夢一夜」「まちぶせ」など昭和の名曲と共に女の人生が描かれる。
大好きな曲ばかりで、期待に胸を膨らませ手に取ったが、なんというか想像していたストーリーとは全く違った。
真梨さんと言えばイヤミス。
本作はイヤミスでもなければ、終活を考えさせられるような内容でもない。
ほぼ会話文で構成されており、テンポ感はいい。
そして随所にトゲと毒が散りばめられている。
この作品の前に読んだ終活小説が良かった事もありドタバタ感が残った。
そろそろ『孤虫症』のような作品が読みたいところ。
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