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『処方箋のないクリニック 特別診療』仙川 環



「ストロング系女史」
「アンチスイーツ」
「悩める港区女子」
「スマホ首ゲーマー」
「理想の最期」
「アメリカから来た親子」
六話収録の連作短編集でシリーズ第二弾。

今回もハーフパンツがトレードマークの青島医師が患者の心に真摯に向き合い前へ進みだす力をくれる。

本作の最も惹かれる部分は病院メインの内容ではなく、人の心に巣食う問題に重点が置かれている所。

それがとても身近で共感を呼び、いかに心と身体が密接に繋がっているかを思い知らされる。

青島先生の様な医師が実在すればどんなに良いだろう。
最終話で知るハーフパンツの意味に感涙。





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sayuri
拙い記事を読んでくださってありがとうございます💗

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