『お梅は呪いたい』藤崎 翔
評判に違わぬ面白さ。
戦国大名を滅亡させた呪いの日本人形・お梅が500年の時を経て令和に蘇った。
この設定だけで十分面白い。
人を呪い殺したくてしょうがないお梅なのに、呪えば呪うほど、みんな幸せになっていく。
文明の利器に毎回新鮮な驚きを隠せないお梅。
もはや悪役キャラから一周回って、そのチャーミングさに愛おしさを覚える。
各話が緩くリンクしているので、あの人とこの人が繋がっていた!と気付く楽しさも味わえた。
実際、我が家にお梅が来るのは勘弁だけど、まだまだ彼女の活躍を見届けたい。
読むと元気を貰えるハッピー・コメディ。
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拙い記事を読んでくださってありがとうございます💗