![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139988917/rectangle_large_type_2_7a873913f71be2f7a4940388a06caf09.jpeg?width=1200)
『クリームイエローの海と春キャベツのある家』せやま 南天
![](https://assets.st-note.com/img/1715182427457-lFT8MRQdsG.jpg?width=1200)
創作大賞2023(note主催)朝日新聞出版賞受賞作で本作がデビュー作。
主人公は五年間勤めた大手商社を辞め、家事代行派遣会社に登録したばかりの永井津麦。
新しく担当する事になった織野家に出向き目にしたのは、床一面を覆いつくす洋服の山。
その光景は全体に薄っすら黄身がかったクリームイエローの海のよう。
5人の子どもを育てるシングルファーザーと津麦。
不協和音を奏でていた二人だったが、家事に対する意識に変化が生まれ、互いを理解していく過程が良かった。
完璧でなくても家族が生きやすい家にする事が大事。
肩の力が抜ける読後。
いいなと思ったら応援しよう!
![sayuri](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/153251652/profile_9a0d595f4b0cb948fee999ac34cd41cb.jpg?width=600&crop=1:1,smart)