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『明けないで夜』燃え殻



装幀の本読む女性のスタイルが自分と全く同じでそれだけで親近感。
読書枕の上に肘をつき夜が明けないでと願いながら過ごす時間は至福そのもの。

欠かさず読んでいる燃え殻さんのエッセイは安心と信頼をもたらしてくれる。

冒頭の『どんな予定もうっすら行きたくない』に共感。
行けば行ったで楽しい、でも行く前って何故だか毎回そんな気分になる。
本当に「うっすら」って言葉がカッチリ嵌る。

『恥をかきたくないとか、うまくいかなかったらどうしようとか』も好き。

燃え殻さんが綴る言葉は、穏やかで優しく、不完全な自分を肯定してくれる心の処方箋。





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sayuri
拙い記事を読んでくださってありがとうございます💗

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