月曜からお疲れ気味ですか?それってテレワーク疲れかも
かれこれ1年以上テレワークしているという方も、出社とテレワークのハイブリッド勤務をいているという方も、オフィスに出社して働くという画一的な働き方から、会社や仕事、各人にあった働き方にシフトしてきています。一方で、テレワークという新しい働き方になり、出社して働くより疲れているような気がするというお声も聞かれるようになりました、そこで、今回は新しい働き方がもたらした「テレワーク疲れ」について解説します。
環境が悪いということ
これはみなさん、一番に不便を感じる&仕事に支障をきたすので、すでに改善に取り組まれている方がほとんどだと思います。具体的には、物理的な環境の整備(ネット回線や、デスク、チェアなど)です。そう思うと、いかにオフィスの環境が良かったかを実感します。ハイバックでメッシュ素材のチェアが懐かしい(2人がけのソファでしばらくやっていましたが、腰痛が限界を迎え、エルゴヒューマンプロを購入しました。高かったですが、必要な投資です...)
デスク環境を整えても完璧でありません。
さて、デスク環境を完璧に整えても、あなたが「単身」「夫婦・カップル」「育児あり」のどのステータスにいるかでも大きく代わります。
(Think Labのデータを参考)
この結果から、「デスク等の環境が良い✖️単身」が最も集中できて、「環境が悪い✖️育児あり」が最も集中できないということがわかりました。理由は、お分かりの通り、話しかけられることで集中を邪魔されてしまうのです。ちなみに、人間が深い集中に入るには約23分を必要としますが、ただそれまでに話しかけられることでリセットされてしまうのです。ちなみに、オフィスは平均11分に1回、話しかけられているというデータがあります。実は一番集中できないのがオフィスだったのです。そして、それと同じ環境が「単身」以外の方に発生してしまっているのです。
身体が拘束される
朝から晩までweb会議が詰まっていて、1日中拘束されているという感覚になりませんか?笑 オフィスで働いていた頃は、通勤や商談時の移動、会議中でも席をたったりすることができていました。それが今や、パソコンのカメラに映る範囲内にいなければいけないという規制が設けられてしまいました。また、web会議が増えたことで、視覚聴覚に偏ったコミュニケーションが増えたことも原因の一つです。常に相手に見られている状態や相手の様子がボディランゲージで把握できないから耳でカバーしようとし疲れます。
仕事人間は気分転換ができない
朝早くに出勤し、夜遅くに帰ってくるまで仕事をしていた仕事人間の方にとって、通勤時間削減等によって、今まで仕事に費やしていた時間がそっくり空きました。その分家で過ごす時間が増えて、趣味もなくやることがない&普段手伝ったことのない家事をする&家族から煙たがられるという地獄のような時間ができてしまいました。同僚と飲みに行ってストレス発散していたのもなくなり、せっかくの自由時間がストレスに変わってしまっています。
意外にも雑談が失われたことが原因に
確かに、雑談が減ったけどもストレスになるかって言われたらどうかな?と思われた方も多いと思います。実は、雑談が果たしていた役割は仕事を円滑に進めるだけではありません。
・雑談がなくなり、会話が仕事の話ばかりになり
・上司と部下が1日に1分雑談するだけで、組織へのエンゲージメントが向上
・雑談は相手を組織の一員とみなす、存在を認めてあげる行為
・ネガティブなことの共有もできる
テレワークによって雑談が失われたことで、1人での仕事の生産性は大幅に向上しました。その一方で、ネガティブな感情を共有する機会が減少しました。よって、部下は上司のみなさんの愚痴を言えなくなって、ストレスが溜まってしまっています。笑
仕事に没頭できる
同じ会社内であっても、テレワーク最高!という意見や集中できない、1人では寂しいから出社したいという意見もあります。つまり、一律にテレワークを取り入れるのではなく、その人の特性ごとに出社とテレワークを検討することが大事です。家で1人になれるからテレワークにしたり、1人でランチが耐えられないという人には出社してもらいましょう。そして、一番大事なことが、そうして各々に最適な環境を整えた上で、仕事に没頭して達成感を感じるように努力しましょう。達成感を感じないと疲労に目が行きやすいですからね!
最後に
テレワーク疲れには、雑談が重要!とお伝えしました。出社の時以上にリアルな雑談ができる仮想オフィスを提供しています。ぜひ以下のサイトへお越しください!
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